【市貝町】土塁好き必見のお花見スポット！山城と3,000本の梅林「観音山梅の里」

皆さんこんにちは！地域特派員のじゃがイモ美です。

春のぽかぽか陽気がようやく感じられ、お出かけにピッタリの季節になりましたね。

今回は、知る人ぞ知る、歴史&お花見スポット、市貝町にある「観音山梅の里」を紹介します。

宇都宮中心部から車で40分ほど、道の駅いちかいのほど近くにある「観音山梅の里」。

標高172.2ｍの観音山の周囲に、3,000本の梅が植栽、ハイキングコースが整備されています。

訪れた3/11（金）は、例年ならばお花見にも良い頃なのですが…

まだまだこれから。駐車場付近は、ようやく、つぼみが膨らんできた状況でした。

せっかく来たので、山頂まで行ってみました。

中腹には咲きだしている株もあり。汗ばむくらいぽかぽか♪

四阿もあるので、休憩にありがたいです。

さて、ここから先は、土塁が好きな皆さんは、ぜひ行ってみていただきたいゾーンです。

山頂には、東西約200ｍ×南北約250ｍの山城跡があり、古文書によると平安時代に築かれ、1187年に落城。

その後、益子氏の一族が城を築き、50年ほど過ごしたと伝えられているそうです。

年季の入った木の鳥居をくぐり、斜面を登っていくと、

まもなくドデカイ土塁が現れました！

高さ3ｍほどはあるでしょうか！

良い意味で観光地化されすぎていない、素朴な土塁が残っています。

武士になった気分で空堀を進み、なんとか土塁を登りきると…

そこには梅林に囲まれた小さな祠！

まるで秘密の花園みたいです！

開花状況は、白梅が１〜2分咲き程度。株によっては、見頃のものも。

紅梅が一部満開でした。

誰もいないこともあって、ひっそりとした空堀を２周探検。個人的には大満足でした。

途中には、県指定文化財の千手観音像がおさめられたお堂もあり、こちらも必見。

彫刻がすばらしいので、ぐるっと一周見てみてください♪

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

観音山梅の里では、3/20（日）〜27（日）まで、梅まつりが開催されます。

抽選で記念品が当たるスタンプラリーや、この期間限定の御朱印がでるそうなので、

春のハイキングにお出かけしてみてはいかがでしょうか♪

ここで一句「空堀で武士になりきり汗びっしょり」

観音山梅の里住所：栃木県芳賀郡市貝町市塙3501 駐車場：山麓と中腹にあり。公衆トイレあり。 ※開花状況は、市貝町観光協会のHP（http://www.ichikai-kankou.jp/news/3497/）または、Twitter（@ichikai_kankou）などで随時確認できます。