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防災ポーチを作ってみよう!〜基本編〜【都市で暮らす女性のためのはじめての防災】

  • 2022.3.11
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日本のあちこちで起こる地震、そして台風などの災害。“いつか大きな地震や台風が来る”と思ってはいるものの、備えも“いつかやろう”と思ったまま…。そんな人こそ必読の、防災袋を作る具体的なノウハウ、お教えします。今回は実際に防災ポーチを作ってみましょう。2月26日(土)発売Hanako1206号「自分を高める、学びの教科書。」よりお届けします。

【基本編】全員共通で、マストで入れたいもの

防災ポーチに絶対に入れておきたいアイテムは、健康状態の維持に欠かせないもの、情報収集のためのものがメイン。半日を過ごす際の命綱となるアイテムを厳選。

1.非常用のふえ
2.衛生用品
3.生理用品
4.携帯トイレ

1.非常用のふえ
危険が迫っているときのSOSに。非常用のふえは音が通りやすく、吹きやすいのが特長。キーホルダータイプをポーチの外側につけておくと、すぐに使える。

2.衛生用品
コロナ下の必需品は、水が使えない災害時も重宝する。除菌ジェルやアルコールスプレー、ウェットシートなど普段使っているものを切らさず入れておこう。

3.生理用品
予定日はまだ先なのに……ということは、大抵の人に経験があるはず。生理用ナプキンやタンポンは、使い慣れているものを少量でも常に携帯しておくべき。

4.携帯トイレ
トイレのない場所、あっても水が使えない場所で被災したときに。トイレに行きたくても行けない状態が一番のストレスになるので、持っていることがお守りに。

5.携帯用充電器
6.絆創膏
7.マスク
8.エマージェンシーシート

5.携帯用充電器
情報収集や安否確認など、スマホはいまや災害時の最重要アイテム。バッテリーを切らさないことが命を守ることにもつながる。普段から使ってこまめに充電を。

6.絆創膏
擦り傷、切り傷の応急手当のほか、靴擦れをして避難に支障が……なんてことにならないように。ぬれて汚れてしまわないよう、密閉袋などに入れて保管を。

7.マスク
コロナ下の必需品だが、粉塵が舞っているような空気が悪いところでも欠かせない。持ち歩く場合は、割高になるが清潔に保てる個包装タイプがおすすめ。

8.エマージェンシーシート
停電時や夜間の急な冷え込みに。上着の上から体を覆うのではなく、1枚下に巻くとより熱を逃しにくくなる。非常用なのでコンパクトで、かさばらないのも。

9.おやつ
10.飲み物

9.おやつ
アメ、チョコレート、ガムなど、ちょっとしたおやつは単に空腹感を紛らわすだけでなく、心を落ち着かせるのにも有効。いつもの味が、こんなときこそ頼りに。

10.飲み物
ポーチに入らなくても、水やお茶などの飲み物はいつもバッグに入れておき、持ち歩く習慣を。普段使っている水筒や、500ml以内のペットボトルでOK。

Teacher…冨川万美(とみかわ・まみ)

NPO法人ママプラグ理事。アクティブ防災事業代表。『家族と自分の命をつなぐ最新常識今どき防災バイブル』監修。

(Hanako1206号掲載/photo : MEGUMI, Norio Kidera illustration : naohiga styling : Momoko Miyata text : Ikuko Hyodo)

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