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ざくざく食感が美味しい"新玉ねぎたっぷりのメンチカツ"

  • 2022.3.10

新玉ねぎの美味しさを存分に味わうため、荒くカットしてたっぷり使いましょう!みずみずしい食感と甘味が楽しめますよ。玉ねぎの食感がダイナミックに感じられます。料理研究家の植松良枝さんに、春に美味しい身近な野菜を使った、やさしい味わいの洋食を習いました。

ざくざく食感が美味しい"新玉ねぎたっぷりのメンチカツ"

■“新玉ねぎたっぷりのメンチカツ”のつくり方

食感を楽しむために玉ねぎは大きめに切って存在感をアピール。おすすめのスパイシーソースで召し上がれ。爽やかな味わいのパセリ入りコールスローをたっぷり添えて。


◇材料 (6個分)

★ 挽き肉だね:
・ 新玉ねぎ:大1個(正味約200g(*))
・ 合い挽き肉:400g
・ 卵:1個
・ 牛乳:大さじ2(または水)
・ 生パン粉:1/2カップ強
・ 塩:小さじ2/3
・ 胡椒:小さじ1/3
★ バッター液(混ぜ合わせる):
・ 卵:1個
・ 水:大さじ1
・ 小麦粉:大さじ2
パン粉:適量
揚げ油:適量
★ コールスロー(3~4人分):
・ キャベツ:250~300g
・ 塩:小さじ1
・ クミンシード:小さじ2/3
・ パセリ:大さじ2(みじん切り)
・ 酢:大さじ1
・ オリーブオイル:小さじ1
★ スパイシーソース(混ぜ合わせる):
・ ソース:適量(好みのもの)
・ ガラムマサラ:適量


*普通の玉ねぎでつくる場合は大1/2個(正味約150g)を粗いみじん切りにして加えて。

(1)コールスローをつくる
キャベツは太めのせん切り、芯の部分は斜め薄切りにしてボウルに入れ、塩を入れて手で軽くもんで10分ほどおく。

(2)クミンを煎る
小さなフライパンにクミンを入れて中弱火にかけ、香りが立ってくるまでから煎りしてすぐに小皿などに移す。

クミンを煎る
クミンを煎る

(3)オリーブオイルを加える
キャベツの水気をしっかりと絞り、クミンとパセリを加えて和えたら酢、オリーブオイルを加えて全体を混ぜて味をなじませる。

(4)挽き肉だねをつくる
新玉ねぎは1cm角に切る。ボウルに入れて残りの挽き肉だねの材料をすべて加え、粘りが出るまでしっかりと混ぜ合わせ、6等分して厚さ約3cmの球形に成形する。

挽き肉だねをつくる
挽き肉だねをつくる

(5)パン粉をつける
バッター液にくぐらせてからパン粉を全体にまぶしつける。

(6)揚げる
揚げ油を170℃に熱して5を入れる。途中返しながら4~5分揚げて薄めの揚げ色がついたらいったん取り出し、2~3分そのままおく。その間に揚げ油を180℃に熱してメンチカツを戻し入れ、きつね色になるまで2分ほど揚げる。コールスローとともに器に盛り、スパイシーソースをかけて食べる。

完成
完成

――教える人

「植松良枝 料理研究家」

料理研究家。人気の料理教室「日々の飯事」主宰。野菜の力を最大限に生かしてつくる料理は滋味あふれる味わい。土に接して野菜の生命を育むことに喜びを感じるというだけあり、野菜のおいしさを引き出すことにも余念がない。季節の楽しみは食べることはもちろん、日々の生活のなかでもフルに生かされている。寄せ植えやリース、椅子の置き場所ひとつにも、季節の喜びを演出して心地のよい空間をつくり出す。最新刊は『一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ』(弊社刊)が発売。


構成:中村裕子 写真:野口健志

この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。

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