【郡山市】お酒の会社が開く、おトクなフリマ「あおぞら市」

「フリマ」と聞くと、お得感で心がおどる、地域特派員のミッキーです。

今回は、ちょっと珍しいお酒の卸会社が開催しているフリマ（フリーマーケット）を紹介します。

郡山市菜根屋敷にある、内環状線から国道49号線を会津方面に進むと見えてくる「福島県南酒販（株）」さん。郡山発祥のウイスキー「963」を企画したことでも知られているお酒や飲料の卸会社です。こちらの会社の敷地内で毎月第4土曜日にフリマ（あおぞら市）が開催されています。

お酒も、野菜、くだもの、おかずも販売

「お酒が安く売っているのかな？」と思いながら入ってみると、もちろんお酒やジュースなどの飲料も並んでいますが、旬の新鮮なくだものや野菜、缶詰などのお酒のおつまみやおかずになりそうな食品もたくさん売られているのが印象的です。

営業統括部部長の破入さんは「福島市にいたときはくだものや野菜はスーパーで買ったことがなく、農家さんから買う果物や野菜はとてもおいしかった。郡山に来てみると、くだものや野菜をスーパーで買っている人が多いと感じました。1年を通して旬のくだものや野菜のおいしさを直接消費者に届けたい気持ちが強くて、2021年4月にあおぞら市をはじめました。」と話します。

閉店前には完売する大盛況

くだものや野菜は、新鮮なだけではありません。どれも安価でお得感満載。オープンの9時前に並んで待っている方もいて、私がこの日伺った9時30分過ぎには完売した品物が何種類もありました。商品がなくなったのと次々とお客様がいらして、写真がなかなか撮れないくらいでした。そしてレジには長蛇の列が。営業は12時までですが11時過ぎには店じまいすることが多いという、毎回大盛況ぶりです。

今回の私が購入したもの。どれも信じられない価格と新鮮さでビックリ！

長期保存食も100円という信じられないお安さです。

毎回販売する商品が違って、毎回行きたくなる

売られている品物、種類が毎回違うので「今回はどんな掘り出し物があるのかな」と宝探しのようなワクワク感もあります。今回は、はじめてお豆腐が売られていました。

破入さんによれば「出身地がそれぞれ違う社員が、おいしい、お客様に紹介したいと思う地元の商品を中心に商品を選んでいます。」とのこと。 毎回行ってみたくなりますね。

雨天決行ですが、今まで1度も雨が降ったことがないそうです。 毎回欠かさずいらっしゃるお客様がいるのも納得です。 会場のあちらこちらで社員の方とお話する楽しそうなお客様の姿を見て、あおぞら市は地域に根付いた温かいイベントだと感じました。 次回は第2土曜日に変更になり2022年3月12日、開催予定だそうですよ。

破入さん、社員の皆さん、今回はご協力ありがとうございました。

福島県南酒販株式会社「あおぞら市」 住所：郡山市字菜根屋敷20-1 電話番号：024-932-3250（代） あおぞら市開催日時：毎月第4土曜日午前9:00～12:00 ※雨天決行、商品がなくなり次第終了します。