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「鴟鴞」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.4.26
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鳥の名前を表す漢字には、読むことが難しいものがたくさんありますよね。例えば「鸚哥(いんこ)」や「家鴨(あひる)」など…みなさんは、いくつご存知ですか?

さて今回は、そんな鳥に関する難読漢字から「鴟鴞」をご紹介します。特に2つ目の漢字をどう読むか…この点がカギになりますよ!

「鴟鴞」の読み方!

先述した通り、こちらを読むカギは「鴞」にあります! 「鴟」は、この漢字を構成するパーツに読むヒントが隠されていますよ。

読み仮名は小文字を含めて4文字です。「鴞」には「号」が含まれていますが、今回は「ごう」とは読みません!

正解を発表する前に、最後のヒントをお伝えします。「鴟鴞」には「鴟梟」という別表記があり、ある鳥の異名となっているんです。「梟」…この漢字、どこかで見たことはありませんか?

それでは、正解を発表します。

正解は「しきょう」でした!

「鴟鴞」について

「鴞」を「きょう」と読むなんて、答えを聞いても「え!?」と驚いている方も多いかもしれません。

別表記「鴟梟」に含まれている漢字「梟」は、1文字で「ふくろう」とも読みます。ペットとしても人気の高い鳥なので、こちらは読めたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

それでは、最後に辞書で意味を確認してみましょう!

① 鳥「とび(鳶)」また、「ふくろう(梟)」の異名。
② 邪悪な行ないをすること。また、心の正しくない人をたとえていう語。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

1つの言葉で2種類の鳥の異名を表しているなんて、なんだか面白いですよね!

かわいらしいイメージのある「梟」ですが、実は「鳶」、そして「鷲(わし)」や「鷹(たか)」と同じ猛禽類になります。猛禽類とはほかの動物を捕食する習性を持つ鳥のこと。「梟」が狩りをする様子…ちょっと想像がつきませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「鴟鴞」は「しきょう」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、周囲の方々にも教えてあげてくださいね!