一見簡単に読めそうで、いざ読もうとしてみたら「あれ、なんて読むんだろう…?」と悩んでしまうことってありますよね。
今回ご紹介する「几右」も、その1つかもしれません。いったいなんと読むか、みなさんはわかりますか?
「几右」の読み方!
「右」はよく見かけますが…「几」はいかがでしょう?画数は2画と、とても簡単な漢字です。でも、読み方がわからない方も多いかもしれませんね。
ちなみに読み仮名は3文字で、「右」の読み方はいたってシンプル。そのため「几」を読めるかが、正解にたどり着く鍵となっています。
…それでは、正解を発表する前にヒント!「几」を使った有名な言葉に「几帳面」があります。「几右」の「几」も、こちらと同じ読み方をしますよ。
そろそろ正解はわかりましたか…?
気になる読み方は…。
「きゆう」でした!
「几右」について
ヒントの言葉は「几帳面(きちょうめん)」。真面目な人に対して、この言葉を用いることもありますよね。
しかし、読み方がわかったところで意味はいかがでしょう?「几右(きゆう)」…はじめて聞いた方も多いと思います。辞書で意味を調べてみましょう!
〘名〙机のそば。座右。机辺。
出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館
そう!実は「几右」は「机右」とも書くことができます。ちなみに「座右」とは「座席の右。転じて、身近なところ。かたわら」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)のこと。「座右の銘」ということわざを、耳にしたことはありませんか?
ご家族に「几右にあるマスクを取って」なんてお願いしたら、「いったいなんのこと?」と不思議がられるかもしれません。そこで意味を教えてあげれば、「物知りだね!」と驚かれるかもしれませんよ!
まとめ
いかがでしたか?
「几右」は「きゆう」と読みます。
意外と日常でも使える言葉なので、ぜひ覚えていってくださいね!