「醂柿」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

秋の味覚の代表的存在である「柿（かき）」。

毎年旬の季節が訪れるのを楽しみに待っている、なんて方も多いと思います。

さて今回は、そんな「柿」にちなんだ難読漢字「醂柿」をご紹介。みなさんは、正しく読むことができますか？

「柿」の部分はとっても簡単！おそらく多くの方が読めないのは「醂」ではないでしょうか。

読み仮名は5文字で「〇〇〇がき」になります。ある特定の状態の「柿」を指す言葉です。いかがでしょう…？

それでは、正解を発表します。

正解は「さわしがき」でした！

「醂」を初めて見た方は、「さわし」と読むなんてわからなかったのではないでしょうか。それぐらい、字面からは想像できない読み方ですよね。

では「醂柿」とはどのような「柿」なのか。早速辞書で確認してみましょう！

① 渋を取り去った柿。焼酎(しょうちゅう)か湯をかけて渋を抜く。さわしらがき。さわせがき。たるがき。
② 熟した柿。

出典：『精選版日本国語大辞典』（小学館）

「柿」の渋みが苦手…という方は多いかもしれません。「醂柿」はそれを抜いた状態の「柿」なんだそうです。

いかがでしたか？

「醂柿」は「さわしがき」と読みます。

果物や木の実に関する難読漢字はほかにもたくさんあるんですよ。今後もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに！