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「今までなかったのに!」ムシャクシャが止められず、夫に当たり続けた結果…

  • 2022.3.8

私は出産するまで生理で悩むことがあまりなく、周りの女性たちが生理痛などで苦しんでいるのを見て「大変そうだなあ」とどこか他人事に思うくらいでした。しかし出産を機に、私に変化が訪れたのです。

今まで楽勝と思っていた生理

私は今まで生理による体の不調に悩まされずにきました。そして30代後半に妊娠し、出産。初めての育児で、本当に身も心もボロボロの状態のなか、産後2カ月で生理が再開しました。

しかし、産後の生理は、産前と比べ今までより確実に経血の量も多いうえに、生理痛もひどくなっていることに気づいたのです。

ひどくなるPMS

その後、子どもが成長して卒乳を迎え、少し育児がラクになったかなと思ったころ、また変化がありました。生理中だけではなく、生理前もとにかくイライラし、今までそんなことがなかったのに、ささいなことで夫に当たり散らすことが増えたのです。

夫婦で言い合うことが増え、なんで自分がこうなってしまうのかとネットなどで調べたところ、「PMS(月経前症候群)」の存在を知りました。

いろいろ試してみた結果

それからというもの、私はPMS症状の改善に効くというものを片っぱしから試す毎日。

体を冷やさないようにしたり、気分の落ち着くような作用のあるハーブティーを飲んだり……。いろいろと試してみましたが、私には合わなかったのかどれも思ったように効果が出ず、思い切って夫に相談をしてみることにしました。

すると夫もいろいろと調べてくれ、「まずは一度婦人科へ行ったらどうか?」と提案してくれました。

それまで私は「病院に行くほどのものではない」と思っていましたが、夫のひと言で婦人科を受診することを決意。診察を受けると医師に低用量ピルをすすめられたので服用することになりました。

その後、低用量ピルを飲み続けると幸いにも私には薬が合っていたらしく、生理痛やイライラがだいぶ緩和。夫や子どもに対しても落ち着いて対処できるようになったのです。

妊娠する前までは生理で苦労をしなかった私。出産を経て、こんなに生理が変化し、重くなるとは思いませんでした。しかし、私の自分勝手なイライラをぶつけ続けたにも関わらず、夫がPMSを理解し、的確なアドバイスをくれたおかげで症状はだいぶ落ち着きました。夫には本当に感謝しています。

著者/竹の内由紀
イラスト/ののぱ
監修/助産師REIKO

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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