40・50代がやるべき若見えする眉の整え方

年齢を重ねると、髪の毛と同じように眉毛にもさまざまな変化が起こります。たとえば、眉毛1本1本が細くなる、コシがなくなる、薄くなる、など……。すると、顔全体がぼんやり見えてしまい、どことなく締まりのない印象に。眉メイクをきれいに仕上げるためにも、自毛のお手入れが大切です。

ヘアメイク・美容ライターの筆者が、若見えする眉毛の整え方をご紹介いたします。

まずは、眉の基本となる位置を確認しましょう。今回ご紹介するのは、流行りすたりがなく、どんな年代の方にも似合う基本の形です。

眉頭：小鼻の真上

眉山：黒目の外側〜目尻の間

眉尻：小鼻と目尻の延長線上

この基本の形よりも、眉尻が長すぎたり眉山の位置が下がり過ぎたりしていると、実年齢よりも上に見えてしまう可能性が……！自眉の位置がズレている場合は、これからご紹介する方法で眉毛のシルエットを整えていきましょう。

先ほどご紹介した基本の位置をチェックしながら、アイブロウペンシルやアイブロウパウダーを使って下描きをします。

下描きに合わせて眉を整えていくので、下描きの工程がとても肝心です。左右差がでないように、手鏡ではなく鎖骨あたりまで写る大きめの鏡を見ながら、理想の形を描いていきます。

下描きが済んだら、正面からだけでなく顔の側面からも眉毛をチェックしましょう。特に眉山〜眉尻は人から見えやすいところなので、長さや角度を確認してみてくださいね。

下描きした位置からはみ出している眉毛や、まぶたや眉間の産毛を、シェーバーで剃ります。お肌に負担が少ない電動シェーバーや、小さめのシェーバーを使うのがおすすめです。

周りの毛を処理したら、眉毛の長さを整えます。このとき注意したいのが、毛量を減らしすぎないことです。眉毛がボサボサだと疲れて見えてしまいますが、だからといって毛量が少なすぎると、顔がぼんやりして老けて見えてしまうからです。

カットする前に、眉毛を左右からチェックします。毛流れから大きくはみ出している長い毛を切り、長さを調節します。

眉のアウトラインが整うと、ボサボサと乱れた感じがなくなり、メイクをしていないときでも洗練された印象になります。

眉毛は「顔の印象を大きく変えるパーツ」とよくいわれますが、実は年齢が出やすいところでもあります。ぜひこの方法で眉を整えて、若見え美眉を目指してくださいね。

（ヘアメイク・美容ライター森田玲子）