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30代女子が一生賃貸で暮らす上で、知っておきたい「4つのポイント」

  • 2022.3.8

人生で多くの人がいちばんお金を使うのが住居費。なんとなく賃貸のままできたけど、そろそろ買ってもいいかも…と物件購入を検討し始めた時に気になるのは「購入と賃貸、どちらが得なのか」問題。もはや永遠のテーマといってもいい、この問題について本気で考えてみましょう。

「借りる」場合に知っておくべきTips4

「買う」「借りる」どちらを選んだとしても、知っているとよりお得に、快適に住むことができるTipsを紹介します。

1.フリーランスや副業中の場合、家賃の一部を経費扱いに
フリーランスの人は自分が住む部屋の面積のうち、居住空間と事務所として使う空間の実際の割合に合わせて、賃料の何割かを経費として計上することが可能。その割合は職業によっても異なります。また、持ち家の人も建物に対する減価償却費の一部が経費計上可能ですが、事務所部分は住宅ローン減税の対象外だったり、売却の際、自宅であれば売却益の3000万円まで非課税なところを、事務所扱いだと事業用として課税されるので、注意が必要です。

2.賃貸で定期的に引っ越すことの隠れたメリット
賃貸なら2年に1回の更新のタイミングで引っ越しをすれば、2年ごとにフルクリーニングされた部屋に住むことができます。更新料は発生しないものの、引っ越し費用などがかかるため、コスパの面では大差はないかもしれませんが、定期的にリセットされた部屋に住めるのは賃貸ならではの価値と言えます。

3.賃貸でも部屋の仕様を自分好みにアレンジできる物件も
部屋を自分好みに変えたりリフォームしたら、退去時に原状復帰をするのが通常の賃貸契約。しかし最近は築年数が古い物件を中心に、自分が費用を負担してリフォームした部分に関して原状復帰が不要という物件も増えてきています。ちなみに分譲物件もベランダなど共用部は勝手にリフォームできないので要注意。

4.住宅も「サブスク」なら日本のどこにでも住めちゃう!
最近は住む場所を転々と移動して楽しめるサブスクの住居サービスも登場。「ADDress」は月¥44,000で日本全国に住み放題、同じ部屋を最大14日まで利用可能。「HafH」は月1泊まで¥2,980~1カ月上限なし¥82,000でホテルなども含むワーケーションが叶う旅のサブスク。法律上はどこかに住民票を持つ必要があるため、実家に住民票をおいたり、拠点となる家の家賃を抑えておきつつ、一つの場所にとらわれず、暮らすのもアリな時代になっています。

\住宅とお金の問題なら任せ!/

風呂内亜矢さん/ファイナンシャルプランナー
26歳の時に貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®を取得。著書も多く、様々なメディアやYouTube『FUROUCHI vlog』などでお金に関する情報を発信。

イラスト/カツヤマケイコ 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc

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