おにいさんパンツを鬼のパンツと思い込み「いや！はかない！」順調だったはずのトイトレが難航した話

子どもによって成長の速さはまったく違いますが、親がつい焦ってしまいがちなことに「トイレトレーニング」があるのでは。トイトレはできれば保育園など家の外で過ごすことが増える前にマスターしておきたいところですが…。リコロコ(@ricoroco.2019)さんの長男・ニイクンが入園の前に難航したトイレトレーニングについて描いた漫画『入園ギリギリ難航したトイトレ』をダイジェストでご紹介します。

お姉ちゃんに憧れてトイトレ開始！

リコロコさんの長男・ニイクンは、のんびり発達しているタイプの男の子。リコロコさんは、トイレトレーニングも慌てずにやろうと思っていたようです。

しかし、長女のイッチャンがニイクンと遊んでいたときにトイレに行った様子を見て、ニイクンが突然「ぽくもやりたーい」と言い出したのでした。どうやら、イッチャンがトイレに行く様子を見て興味を持ったようです。

トイレは遊び場と化し、トレパンも拒否！

イッチャンの指導の甲斐もあり、初回から完璧な流れでトイレを成功させるニイクン。たくさんほめられてうれしかったのか、ニイクンはトイレ大好きになりました。

それはとても喜ばしいことながら、リコロコさんが赤ちゃんに授乳しているときでもかまわずトイレに行きたがるニイクン。自分でできたとは言っても、ズボンやパンツを脱いで手を洗うなどはできないニイクンには補助が必要なため、リコロコさんの手間は増えてしまうのでした。

それでもこのままおむつが外れるならと見守るリコロコさんでしたが、ニイクンにとってトイレは出すところではなくまるで遊び場。困ったリコロコさんは、おむつからいきなりパンツへと進化させようと試みます。

ところが、「おにいさんのパンツ」という言い回しが「鬼」を連想させてしまい、トレパンをはくことは拒否されてしまいます。

友人協力の「ほめ」作戦は成功する？

パンツを怖がって以来、トイレにも行こうとしないニイクン。リコロコさんは以前、友だちの家で見た光景を思い出し、友人たちを集めてパンツを履いたニイクンをほめてもらい、自分でトイレもできるようにする計画を実行しました。

結果は大成功、友人たちが帰った後も自信をつけたニイクンは自らの意思でパンツをはき、トイレに行くようになったそうです。

困ったらほめて伸ばす！『入園ギリギリ難航したトイトレ』

最初は順調にいきそうで、次のステップで難航し、親子ともに少しあきらめかけたトイレトレーニング。それでも大人たちからほめられることで、子どもの自主性を伸ばすという素晴らしいアイデアが見事成功。子どもの性格にもよりますが、試してみる価値はあるのではないでしょうか。

これからトイトレを考えている人、トイトレの進ませ方に新しいアイデアが欲しい人はぜひ漫画『入園ギリギリ難航したトイトレ』をチェックしてみてください。

著者：シンクアフェーズ