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K-POP産業が環境汚染している?“誤解”の払拭に乗り出した協会「500億円台の市場規模と推定」

  • 2022.3.7

社団法人・韓国音楽コンテンツ協会がESG時代を迎え、K-POP産業に対する誤解を解消する新たな役割に乗り出した。

韓国音楽コンテンツ協会チェ・グァンホ事務総長は、「K-POPの話題性により、K-POP関連の問題はかなり大きく注目されることが多い」とし、ESG時代に対応するためにはK-POP産業に対する誤解をまず払拭しなければならないと明らかにした。

ここでいう誤解とは、韓国アイドルが販売するCDやプラスチックケースのこと。一部からは、これらが環境汚染につながっているとの声がある。

しかしチェ・グァンホ事務総長は、まったくの誤解だと一蹴する。

2021年の韓国関税庁の資料によると、韓国音楽輸出額は約2624億ウォン(約262億4000万円)。ガオンチャートのデータを分析すると、韓国内販売量と海外販売量の割合は平均的に5:5であるため、レコード市場全体は約5000億ウォン(約500億円)台の市場規模と推定される。

これは2020年基準、韓国ペットフード市場(計1兆5000億ウォン)のうち、5000億ウォン余りを占める犬の飼料市場と同じくらいの市場規模だ。イメージほど大きくない規模なのだ。

チェ・グァンホ事務総長は、「K-POP産業は炭素排出量全体で、かなりの部分を占める製造業やエネルギー産業に比べて限りなく小さい規模であるにもかかわらず、話題性によって環境汚染の主な要因であると誤解されている」と指摘した。

(画像提供=韓国音楽コンテンツ協会)

さらに「逆にK-POPが持つ話題性を活用し、環境保護の重要性と炭素排出の深刻性を全世界に公論化し、持続可能性に関する計画を汎世界的に造成することがK-POPの新たな役割」と強調した。

韓国音楽コンテンツ協会は今後、企画会社、アーティスト、ファンと共に気候変動危機対応のための良い影響力を構築すると伝えた。

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