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矢後直規が新しい視覚表現に挑む!『太田莉菜の不在』展が「OFS Gallery」で開催

  • 2022.3.5

2022年3月4日(金)より、東京・白金の「OFS Gallery」で『太田莉菜の不在』展が開催。女優・モデルの太田莉菜をテーマに、アートディレクターの矢後直規が手がけた作品が並ぶ。

今回の展示の面白いところは、“太田莉菜”をテーマにしながら、どの作品の中にも彼女の姿がない点。そのアイデアが生まれたきっかけは、彼女が抱える「線になりたい」という願望だったという。モデルという立場で写真や映像に撮られる前提の表現から距離を置き、「見た目以外での彼女らしさとは何か」を探るのが『太田莉菜の不在』展だ。

そんな難解なテーマを形にしたのが、GINZAのアートディレクターも務める矢後直規氏。手がけたのは、蛍光色のイラストが中心だ。制作の流れとしては、まず太田氏がプライベートで撮影した数十点の写真の中から特に“太田莉菜らしい”と感じるモチーフをセレクト。それをB4サイズの小さなキャンバスに描き、次にそれらを合成することでB3サイズやB1サイズの中・大型作品に仕上げた。ほかにも、「肉体が写らない=透明」という発想から生まれた、ステンドグラスをイメージした立体作品も展示される。また、彼女のプライベート空間をイメージした会場の装飾にも注目したい。

『太田莉菜の不在』展の展示作品

『太田莉菜の不在』展の展示作品

『太田莉菜の不在』展の展示作品

『太田莉菜の不在』展の展示作品

『太田莉菜の不在』展の展示作品

『太田莉菜の不在』展の展示作品

『太田莉菜の不在』展の展示作品

『太田莉菜の不在』展の展示作品

『太田莉菜の不在』展の展示作品

写真など具象がないにもかかわらず、より身近に彼女の存在を感じられる『太田莉菜の不在』展。一体どのような空間に仕上がっているのか、直接この目で確かめてみたい。

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