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俳優イ・ソジンがコメディードラマ『内科パク院長』に出演を決めた理由

  • 2022.3.4
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韓国で2022年1月14日から2月18日まで放送されていたドラマ『内科パク院長』で、パク院長役で主演を務めた俳優のイ・ソジン。

このドラマは、ウェブ漫画が原作となっており、患者がおらず閑古鳥が鳴いている診療所を舞台に、主人公パク院長の笑えるけど悲しい生存気を描いたコメディー要素の強い作品だ。

最初は本作の原作があることを後から知って読んだイ・ソジンは自分の役が薄毛のキャラクターだったため、「台本が自分のところに来たのは間違いなのではないか」と思ったという。

実際に監督に会ったときに、「必ずしも薄毛じゃなくてもいいが、それが役のシンボルでもある」と言われて、イ・ソジンは出演を決めたそうだ。

そんなイ・ソジンが扮するパク院長は、金持ちの名医を目指すなり立ての開業医で、薄毛を気にしており、自宅にいてもかつらを外さないという人物だ。

イ・ソジン
コメディーを演じたい

撮影中は薄毛の特殊メイクをしているそうだが、そのメイクに1時間半かかり、落とすのも30分はかかるという。

最初はそれがあまりにも大変だったらしく、「引き受けるべきではなかった」と後悔したそうだが、メイクされたイ・ソジンの姿を見た産婦人科の院長チ・ミンジ役の俳優キム・グァンギュが大爆笑していたという。

そのことから、撮影現場はよほど楽しい雰囲気に包まれていたのではないかと思う。

イ・ソジンはもともとコメディーが好きだったようで、「自分の性格はシリアスなタイプじゃない」と話しており、コメディーを演じたいとずっと思っていたという

しかし、俳優といての雰囲気からなのかラブコメのオファーはよく来たそうだが、本格的なコメディーのオファーはほとんどなかったそうだ。

たとえ、コメディーであってもベテランの俳優として見事な演技を見せるイ・ソジン。これからも彼にしかできない演技で楽しませてくれることだろう。

文=大地 康

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