[スタイリストの自腹買い名品#２]オールシーズン使える！ トレンドを超えたMARNIのトートバッグ

毎回1アイテム、スタイリストの筆者が私物の名品をピックアップして紹介していく本シリーズ。第２回目は、今さらとは言わせない、トレンドを越えて使い続けられる「トートバッグ」のご紹介です。

「MARNI（マルニ）」のトートバッグを大解剖！

今回ご紹介するトートバッグとは、ファッション好きなら一度は目にしたことがあるであろう「MARNI（マルニ）」のアイテム。
マルニといえば、見た目はかわいいけれど、いざ使うとなるとなかなかキワドイ個性的なアイテムが有名です。しかも、お値段もなかなかのもの。
そんなマルニの強いインパクトを、価格も抑えめで、デイリー使いしやすいように実現されたのが、マルニマーケットの「ストライプバッグ」といったところではないでしょうか。

価格は、19,800円（税込）。素材は、持ち手とロゴのみ本革の牛革が使われていて、ほかはナイロンとアルミニウムですから、「この素材でこの値段は高くない？」と思う人もいるかもしれません。しかし、このバッグのよさは、むしろこの素材にあるのです。
とにかく丈夫なナイロンメッシュの本体は、持ち手とつなぐアルミニウムも含め、とっても軽量。そのため、たくさんの荷物を入れても、バッグ自体が軽い分、長時間持ち歩いていても体に負担がかからないのです。（これが大事！）

大きさは現在2種類ありますが、筆者の愛用は抜群の収納力があるレギュラーサイズです。

短命で終わらない、長生きポイントはココ！

短命で終わらない、長生きポイント。
ひとつは、使い勝手のよさです。
後発で小さめのサイズが出ましたが、もともとあったレギュラーサイズのものと比較すると、同じ量のたくさんの荷物を入れたときの見た目も、レギュラーサイズのほうが断然美しいです。

2つめのポイントは、オールシーズン使えるということ。
ポップなカラーリングは、一見、使用できる季節を限定されそうに見えますが、真冬の重めのアウターや、暗めのカラーリングのお洋服にとても映えるため、季節を選ぶことなく使えます。

また、厚手のアウターを着る季節には、持ち手が腕に食い込まないところが筆者としてはすごく気に入っているところでもあり、真冬にこのバッグを使う率の高いこと！ このカラーは2代目として、発売当初の約4年前に購入したものなのですが、とくに季節を選びにくいデザインなので、とても重宝しています。

一時期大ブームが起こった分、トレンド色が強いバッグに思われがちですが、機能性、ファッション性どちらも優秀なのは事実。ブームが落ち着いた今は、トレンドを越えて使い続けられるよさを、改めて感じさせられます。

今回はトレンドに踊らされなかった、勝ち組名品トートバッグをご紹介しました。
次回もお楽しみに！