1. トップ
  2. 恋愛
  3. キス動画をシェアするミクチャ文化って何だ!? 【アラサー男性の喫煙所トーク vol.2】

キス動画をシェアするミクチャ文化って何だ!? 【アラサー男性の喫煙所トーク vol.2】

  • 2015.9.4
  • 4815 views

男性の本音って、どこで聞けると思いますか? 異性の正直な意見は気になるものの、恋人でも、友達でも、女性がいる場所ではなかなか聞けないもの。そこで今回は、エキサイト編集部に出入りするライター・編集者の男性二人が喫煙所で繰り広げる本音トークを、みなさんにコッソリご紹介しちゃいます。

キス動画をシェアするミクチャ文化がもう理解できない【アラサー男性の喫煙所トーク vol.2】

左:朽木(29歳) 右:大野(31歳)

アラサー男性が女性のメイクにファッション、ライフスタイルなどあれこれについて正直に語りますので、ぜひ参考にしてみましょう。ただし、あくまでも喫煙所の無責任な雑談なので、ムカっと来るポイントがあってもどうか許してあげてください。それでは、はじめます。

【登場人物紹介】

■大野:31歳。モテるが彼女はいない。

■朽木:29歳。モテないが彼女はいる。

■月間再生数5億回超え! いま話題のミクチャってなんだ?

大野:ミクチャを見てるんだよね。寝る前に。

朽木:ミクチャってあれですか、中高生に爆発的な人気を誇るというウワサの『MixChannel(ミックスチャンネル)』ですか?

大野:そうだね、スマートホンで簡単に10秒動画を撮影・編集してシェアできるというあのミックスチャネルだね。

朽木:説明的だな(笑)どれくらい利用されてるんでしょうか、若者に。

大野:なんでも月間再生数が5億回を超えているそうで。

朽木:すげーーー!!! それ、見てるのはリサーチのためですか? 新興メディアをこう、編集者として。

大野:ちがいます、完全プライベートです。

朽木:プライ…ベー…ト…?

大野:主に「LOVE」のカテゴリをだな。

朽木:まず、「LOVE」っていうカテゴリがあるんですね。

大野:一大流行ジャンルだよ。ただカップルがいちゃいちゃしてる画像が5万回再生とか。

朽木:すごい! 何かわかりましたか、「LOVE」について。

■ミクチャでLOVEを学んだ結果…よけいわからなくなった

大野:あのね、「なにこれ!?」って思った。

朽木:わかんなくなっちゃってるじゃないですか!

大野:だって最初にチラッと見たら高校生カップルが歌いながらキスしてたんですもの。

朽木:ホントなんですね、ミクチャにキス動画が溢れ返ってるって。

大野:うん、ライトなものからディープなものまで。

キス動画をシェアするミクチャ文化がもう理解できない【アラサー男性の喫煙所トーク vol.2】

朽木:なんですか、その「このあとめちゃくちゃセ●クスした」感。僕、中高生くらいで好きな女の子が他の男とくんずほつれつしてたら頭抱えて床の上をウワアアアアアってのたうちまわりますけど。

大野:そうだね、キツイと思う。

朽木:殺せえええええ、いっそ殺せえええええ!!!

大野:落ち着け(笑)

■時代は変わったのか…ハァ(ため息)

朽木:われわれが中高生だった時代って、ネットに個人情報を晒しちゃダメってすんごく怒られませんでしたっけ。

大野:そういえばそうだね。時代は変わった。

朽木:なんか、もう若くないって思います。よく25歳って言うじゃないですか、衰えを実感するの。

大野:オッサンみたいなこと言うな。

朽木:えっ、大野さん実感しませんか、衰え。

大野:おれはまだまだ元気だけど、体に異変が出始めています。肩・腰周りなど。

朽木:僕は徹夜ができなくなりましたね。徹夜しちゃうと反動がすごい。

朽木:で、ミクチャですよ。

■とりあえず…青山テルマを熱唱してみたくなった

大野:そうか、ミクチャだった(笑)まあ、おれはついて行けないけど、本人たちが幸せならいいと思うんですよ。

朽木:お! 大人!

大野:いや、おれ個人はついていけないよ。でも、若者文化がそういう方向に進んでいるなら続ければいいと思うんです。

朽木:うーむ。

大野:腑に落ちない?

キス動画をシェアするミクチャ文化がもう理解できない【アラサー男性の喫煙所トーク vol.2】

朽木:若者は何を共有したいんでしょうか。キス動画をネットにアップすることで。

大野:自分の存在?

朽木:いるよ~~~! ここにいるよ~~~!!!

大野:はいはい。でもさ、ネット初期の頃ってテキストで自分を表現してたじゃない。それがネットが発達して、写真とか、いろんな手段で手軽に表現できるようになった。それ自体はいいことだと思うんです。

朽木:そうかあ、もう生まれた頃からスマホがあって、ネットに対する感覚も全然ちがうんでしょうね。

大野:そう考えると、わからなくて当然なのかなと。

朽木:勉強になります。

■最後に…文化は一周する。そして行きつく先は?

大野:どうなるかね。進んでいったら。

朽木:一周回るんじゃないですか、そういうのって。

大野:一周?

朽木:例えば、ポメラっていう商品がウェブライター界隈で静かなブームなんですけど、要するに電子メモ帳なんです。

大野:へえ、おもしろい。ネットは?

朽木:できないです。キーボードと小さい画面だけがあって、ふだんは折り畳んでて、必要なときにサッと出す!

大野:スマホでいいじゃん。ポメラの良さはわかったけどさ。

朽木:なんでも多機能・高性能な現代へのアンチテーゼです。

大野:まあ、いろいろゴチャゴチャしてるとシンプルなものに憧れるよね。

朽木:はい、だから今キス動画をネットに上げるじゃないですか。

大野:うんうん。

朽木:そのうちたぶん、セ●クスもしだすと思うんですよ。

大野:しないよ(笑)そういうサービスじゃない。

朽木:それが一周回って。

大野:回って。

朽木:文通とか。

大野:健全(笑)

キス動画をシェアするミクチャ文化がもう理解できない【アラサー男性の喫煙所トーク vol.2】

朽木:で、さらにもう一周して。

大野:今度は?

朽木:春画に。

(朽木&大野)

の記事をもっとみる