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もちもちでほんのり甘い"ムスンメン"

  • 2022.2.28

ムスンメンとは、もちもちとしてほんのり甘い生地のことで、はちみつなどをかけて食べると美味しいです。スパイス、レモン、ハーブなど異国情緒あふれる香りの多重奏が魅力のモロッコ料理を、料理研究家の口尾麻美さんに教えてもらいました。

もちもちでほんのり甘い"ムスンメン"

■“ムスンメン”のつくり方

ムスンメンは、チーズなどの具をくるくると巻いて食べることも。あらゆるおかずと合うので、いろいろと試してみてください。


◇材料 (15cm角4枚分)

★ 生地:
・ 薄力粉:150g
・ セモリナ粉:50g
・ グラニュー糖:大さじ1/2
・ 塩:小さじ1
・ 湯:120ml
植物油:適量(*)
溶かしバター:適量
セモリナ粉:適量
はちみつ:適量
バター:適量


*植物油はひまわり油、菜種油、オリーブオイルなど。

(1)まぜる
ボウルに粉類とグラニュー糖、塩を入れたところへ、湯を入れ混ぜる。

(2)休ませる
粉気がなくなり、全体にまとまって耳たぶくらいのやわらかさになったら、ラップか布巾をかけて20分休ませる。

(3)うすく延ばす
2の生地を4等分に分け、それぞれに植物油を塗って5分休ませたら、のし台に油を塗って、それぞれを薄く丸くのばす。表面に溶かしバターを塗ってセモリナ粉をふる。

(4)バターとセモリナ粉をふる
3の生地の端を上下左右、内側に折りたたんで四つ角をつくり、折り返した面に溶かしバターとセモリナ粉をふる。それをまたたたんで溶かしバターとセモリナ粉をふりながら、四角に整え、乾かないようにして10分休ませる。

(5)仕上げ
4の生地をそれぞれめん棒でのして3倍ほどの大きさに四角く広げる。フライパンで両面こんがりと焼いて皿に盛り、たっぷりのはちみつ、バターをかける。

完成
完成

――教える人

「口尾麻美 料理研究家」

アパレルの仕事を経て料理の道へ。世界各国へ旅をし、インスピレーションを受けた料理をイベントや料理教室で紹介。モロッコのほか、トルコやリトアニア、台湾などをテーマにした著書がある。


文:鹿野真砂美 写真:宗田育子

※この記事の内容は、四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

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