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感覚、言葉遣い、常識…先輩が感じる後輩社員とのジェネレーションギャップ

  • 2022.2.28
出典:シティリビングWeb

年齢のせい?もともとの性格?仕事中に発生する世代間の溝…

令和の今、昭和生まれと平成生まれが共にいる職場が多いはず。近年は、ITや流行りも移り変わりが早く、仕事場での世代間のギャップが発生しやすいかもしれません。そこで今回は先輩が後輩社員に感じるジェネレーションギャップについて調査してみました。

Q.職場でジェネレーションギャップを感じたことある?
DATA

ある…82%

ない…18%

※シティリビングWebでアンケートを実施

※有効回答:125人 ※アンケート実施期間:2021/12/29~2022/01/19

後輩の感覚に違和感…

有給休暇をすべて使いきってしまうところ。私たちの時代は有給はすべて使いきれないことが多く、むしろ使いきっている人は仕事があまりできない(任せられない)人が多かったです(ミムラ)

内勤なので、社外の人と接することはないけれど、髪の毛をブルーにしてきた人が居たときは衝撃的でした。ちょっと堅めの会社なので今までそういう人がいなかったこともあり…(フニフニ)

年末年始の挨拶をしない後輩ちゃんたち。先輩たちがあいさつ回りをしているのに、ずっと座ってPCに向かっているので、もうそういう時代じゃないんだなぁとしみじみと思いました(aki)

お昼休みは食事をせず、ワイヤレスイヤホンをして寝ている→話しかけて無視されていると思ってた。 電話が苦手なので社内電話を取らない→上司も了承済みのためチームでフォローして電話に出ている。言われたこと以外の仕事に興味がない→基本指示待ちなので、段取り組んで依頼しないと仕事が回らない(ぱるる)

PCの使用で、若い人たちの理解力の速さにギャップを感じています(ねお)

今の部署は20代から30代の人がメインです。上司があまりうるさくないせいか、ギリギリの時間に出勤したり、昼休みが60分なのにそれ以上取ったりする人ばかり。私を不快にしていることに気づいていないのが歯がゆい(ぴろりん)

学生のバイトは誰一人年賀状のやりとりをしていないと聞いたとき。新年の挨拶はLINE...(みあたんまま)

昭和の現役OL時代は、会社を当日休むなんて急な葬式くらい。今ってどの程度具合が悪いんだか知らないけど、かなりの当日欠勤者。 おばさん達の勤怠の優秀なことといったら(そうす)

パソコンがすごく詳しい人というわけではないけど、みんなある程度できてしまう。私にはできないことをさっさとしてしまうので、時間もかかってないし、うらやましく思います(ゆずハイボール)

挨拶や事前準備は仕事ではないと感じている若い女性が多くなってきましたね。パワハラにならないように、上司からあくまで「任意」でといわれて、びっくりしました。時代ですね(ゆうゆう)

上のフロアにいる弊社の20代派遣女子、直接聞けば2秒で解決するような質問まで会社に配布されたiPhoneのショートメールで送ってきます。iPhoneの画面が小さいので返信するほうが時間がかかるので些細なことなら直接聞いてほしいなと思います…(ぴーちゃん)

平成生まれは努力や忍耐に価値を置かず昭和生まれはそれらに価値を置き、協力がとても難しい(さきちゃん)

言葉に世代ギャップが出る!

衣紋掛けと言われて、ちんぷんかんぷんの若い子。ハンガーなんですけど。やっぱり慣れている昔の呼び名で呼ぶ人がちらほら(RF)

マニュアルのことを虎の巻呼びする年配の人がいて、最初何のことだか分からなかった。後は年配の人は新しいシステムなどに対応するのに時間がかかる(s..)

「ひょんなことから〇〇で~」と後輩へ説明した際に「...ひょん?韓国語ですか?」と聞かれた(黒やぎ)

フロッピーを知らないことに衝撃をうけました(MMA)

「この書類テレコやん!」と言ったら「キョトン」とされた(ちーず)

自分よりも一回り以上年下の子が、業務上の会話で「ワンチャンいけるかもしれないので…」とよく使うのでびっくりしています(zumbaholic)

工業系の高校にいたので、「今のワードやエクセルの前は花子や一太郎を使っててねー」と言ったら冗談だと思われた(スノー)

短縮言葉に戸惑うw 例えばイラストレーションというソフトのことを「イラレ」と略したり。初めて聞いたときに「イ、イ、イラレ!?」と思った(あの日のよっしー)

名前に昭という字が入っている人の漢字を説明するとき、若い子がどう説明したらいいのかわからず戸惑っていました。横から「昭和の昭だよ」って教えたのですが、一瞬きょとんとされました。昭和という元号に馴染みがなかったみたいで、すごくギャップを感じました(TT)

えっ!使い方を知らないなんて!?

平成生まれの後輩に郵便を出してほしいとお願いしたところ、切手を貼らずに出そうとされました。切手の金額を伝えたところ、次はコンビニに出せば良いのかを聞かれました。年賀状や郵便をほぼ出さない世代は切手の金額や郵便ポストの左右の違いなど説明しないとわからないのか、と驚愕しました。自分でやったほうが断然早かったなぁ(笑)(ケイティ)

新しく来た若い派遣さんに「出社したら、ポットに水を入れてお湯を沸かしておくから、水を入れてください。」と言ったら「これどうやって水を入れるんですか?」と聞かれた(みーとも)

今年入ってきた新人の女の子に「冷凍庫から氷もってきて」と頼んだところ、流し台のほうから「ガンッ!ガンッ!」と何かを殴打する激しい音がしてきました。なにごとかと、みんなで駆けつけると、その子が「氷がとれませんっ!」と言いながら、プラスチックの製氷皿をシンクに打ち付けていました。冷凍庫に入れておくプラスチックの製氷皿を見たことがなかったようです。 あっけにとられて「ち、ちがうよ…」と言うと、もう一人の別の新人が「え?じゃあ、どうやるですか?」と聞いてきました。 もう製氷皿なんて知らないみたいです(みき)

ジェネレーションギャップを感じたときの対処法

いつの時代にもジェネレーションギャップは有ると思ってるので、よほど問題が無い限りは、受け入れるようにしている(スワ)

えーわかんないんですけど!と若いときは言えたがアラフォーとなった今では話を合わせる術を覚えた(らべんだ)

使う言葉や、昔のテレビ番組の話でジェネレーションギャップを感じることが多く、戸惑いよりもむしろ面白いと感じます(ぷちぷち)

若くてもきちんとできる人もいるので こればっかりは運しだい(うに)

自分の若かったころも年配の方々は違和感を持っていたのではないかなあと思います。また、何か対応や対処をして、逆にコミュニケーションを取りにくくなったら大変なのでそっと見守っています(おけいはん)

約2人に1人が「言葉遣い」「仕事への感覚」「コミュニケーション」に世代間の違い

多くの人が職場でなんらかのジェネレーションギャップを感じているという結果になりました。「どんなことにジェネレーションギャップを感じる?(複数回答)」という質問には、約半数が「言葉遣い」(46%)、「仕事自体に対する感覚」(46%)、「コミュニケーション」(45%)と回答し、この3つが特に違和感を覚えやすいようです。意見を見ても、新旧の言葉でお互い理解ができない、デジタル関連業務に飲みこみの差がある、挨拶の有無など、職場での日常的な出来事にギャップを覚えた声が多く寄せられました。

生きている時期が違うだけに、いつの時代もジェネレーションギャップはどうしても発生しやすいもの。わかり合えない、理解されないことはモヤっとしますが、上手にお互いが寄り添い合って、できるだけストレスにしないように過ごしたいですね。

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