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オシャレor実用性? 失敗しない「収納家具」選びのポイント4つ

  • 2015.9.3
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【女性からのご相談】

30代女性です。この秋、モノが増えたので収納家具を購入しようと考えていますが、どんなところに気を付けたらいいのでしょうか。

●A. まずは、“見せる収納”にするか“隠す収納”にするかを決めましょう。

ご相談ありがとうございます。片付けパーソナリティあさがみちこです。

収納家具を買うときに大切なのは、“どんな部屋にしたいか”というビジョンがはっきりしていることです。見せる収納と隠す収納、どちらにするかで全く雰囲気が変わってきます。

見せる収納は、“埃がたまりやすい”、“センスを問われる”という部分で、なかなかハードルが高いのですが、ご自身で納得のいく空間づくりができますよね。

一方、隠す収納は掃除の手間がかかりません。ただ、モノを出すときのアクション数が多くなることで面倒くさくなったり、「隠れているからいいや!」と気を抜いて乱雑にモノを入れてしまわなくなり、モノがあふてしまうことも。

インテリア性を重視するか、実用性を重視するか。どちらも取り入れるのか。ご自身の性格に合った棚を見つけてください。

●収納家具選びで気にして欲しい4項目

●(1)収納力

何をどう収納したいかで変わってきますが、棚間調整がきくものは、収納したいモノが変わったときに簡単に調整できて大変実用的です。

また、今あるモノを整理しても棚がギュウギュウになるようなら、もう1サイズ大きなものをチョイスしましょう。8割収納を心がけると、モノが増えても焦らないで済みますよ。

●(2)耐荷重

軽いモノを入れるときは耐荷重を気にしなくてもいいのですが、本や重たいモノを置く場合、1枚の板に対してどれだけの耐荷重があるかをぜひチェックしてください。

荷重オーバーになってしまうと、棚板がたわみ、棚板自体が破損したり、使い勝手が悪くなるだけでなく、見た目も残念なことになってしまいます。

●(3)組み立てやすさ

ネット通販などで多いのが自分で組み立てる棚。今は安くてサイズも豊富にそろっているものの、女性1人で組み立てるのは至難の業というものも多々あります。

DIYが苦手な方や、体力に自信がない方、あまりやったことがない方は、1人で組み立てた際にどれくらいの時間を要するのか、組立サポートサービスがあるか、そういった細かなところも気にしましょう。

●(4)耐震

大きな家具には欠かせませんね。モノによっては転倒防止のアイテムが付属品としてあることもあります。付属としてない場合やどれがいいのか迷ったときは、どんなグッズがその棚に対して効果的か、お店の方に聞いてみてください。

ちなみに港区では、区内に居住し、住民登録している世帯に対して、指定された範囲内で家具の転倒を防止する器具や、食器類の飛び出しを防止する器具などを決められたメニューの中から無償で現物支給しています。

また、65歳以上のひとり暮らしの世帯などについては、器具の取り付け支援も行っています。大きな家具を購入する際は耐震についてしっかりと考えましょう。

●収納家具を選びに行くなら、室内を写真で撮って!

そしてもう1つ、部屋のサイズを測ることは皆さん比較的されているのですが、私が収納家具を買いに行く前にして欲しいのが写真を撮ること。

自宅に関して、モノトーンで統一されている部屋は心配ないのですが、壁やテーブルはブラウンの木目調だった……ソファーは赤だから……などと覚えているものの、意外と色味があいまいなときがあります。

収納家具の色選びをする際、部屋の写真を見ながらだと、置いたときの明確なイメージが付きやすいですよね。ぜひ実践してください。

【参考リンク】

・家具転倒防止器具等助成のご案内 | 港区ホームページ

●ライター/あさがみちこ(片付けパーソナリティ)

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