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【姿勢調律師に聞いた】下半身太りの原因はコレだった!たった10秒でみるみる「ほっそり美脚」体操とは?

  • 2015.9.3
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アラサーアラフォーになると「太ももの太さや脚の形が気になる」「どんどん下半身がたるんでいる気がする」と悩む女性は多いかと思います。

その主な原因は、脚の筋力不足ならびに筋力低下、座りっぱなしの座り姿勢による骨盤の歪み。さらに見落としがちなのが、“歩き方”によっても脚の形はみるみる変化してしまうのです。

そこで今回は姿勢調律師の筆者が、脚の筋力不足・低下を“あまりにも簡単に”解消できるちょっとした体操ご紹介します。

 

■カギを握るのは「内転筋群」と言われる内腿!

筋力低下や骨盤の歪みが積み重なると、代謝が落ちて太りやすくなってしまいがち。すると、浮腫みが取れにくくなり、老廃物も溜まりやすくなってしまいます。これらの悩みを劇的に改善させるために重要な筋力が“内転筋群”と言われる“内腿にあたる筋肉”なのです。

この筋肉群は普段ではどうしても使われにくいのが現状です。特に日本人は膝を曲げた姿勢での歩き方や、腰の低い文化によりモモの外側や前側の筋肉ばかりがついてしまいがち。

それらは“アウターマッスル”といって使えば使うほど瞬発力は上がりますが、太くどっしりとした筋肉として養われていきます。

この内転筋群は骨盤内から内腿にかけた筋肉なので、ここを“きゅっと締める”とほっそりとした美しい脚に近づくことができ、さらに広がった骨盤も締まってきます。

 

■アナタは大丈夫?こんな姿勢は「内転筋群」が低下している可能性あり!? 

●座っているときについつい膝が開いてしまう人・・・ほとんど内転筋群が使われていない状態です!

●猫背姿勢で座っているときも、立っているときも、歩くときも猫背な人・・・腿の外側がみるみる太くなってしまいます!

●車や電車ばかりで歩くなどの運動をしていない人・・・下半身に老廃物が貯まりやすくなっています!

●脚のすねを押すと、押した後が残る、元に戻りにくい人・・・早急にデトックスが必要です!

 

■たった10秒で美脚!? 簡単「キープde美脚」体操

(1)まずは座っている姿勢のときは、姿勢をスっと伸ばして骨盤と腰の位置がしっかり安定するように“Lの字”で座りましょう。

腰を丸めてしまうと、内転筋群が使われなくなり脚が広がり、だらしなく見えてしまうので気をつけてください。なるべく背もたれによりかからないのがポイント。

(2)そのまま膝と膝の間に、ノートまたは、紙を挟んでで10秒キープ! これが美脚作りにおける最も簡単な方法なのです。

筆者はパソコン作業時には常にノートを挟み作業をしています。10秒になれてきたら20秒、30秒と挟む時間を伸ばしてみましょう。その際、足先はしっかりと揃えます。床にしっかりと足裏を付けるのを忘れずに。

“ながら”でもできて、見た目や印象も美しく変化します!

 

電車やバスなどは沢山の人がいて、意外と座り方を見られています。女性らしく美しく脚を閉じて座っているとグっと女性の品格が上がってみえますよね。

「10秒で美脚!」と唱えながら毎日続けてみましょう。そうすると“骨盤美人”にも変身しちゃいますよ。

(姿勢調律士:野口早苗)

【著者略歴】

※ 野口早苗・・・3歳からのダンス経験を生かし、ニューヨーク、国内にてプロダンサーとして活躍後、ピラティス、オステオパシーを学び、姿勢調律士として活 動を始める。青山sanareサロンの代表を勤め、アーティスト、モデル、スポーツ選手など著名人から一般の方まで幅広く支持を受ける。

「正しい姿勢」が自らの身体、メンタルを整える方法として役立つことを痛感し、姿勢の研究を行い、(社)日本姿勢調律協会を立ち上げる。協会では「L で座ってIで立つ•Aウォーキング」をキャッチコピーとして姿勢指導を行う他、「心×技×体」の教えを元に、痛みのケア方法やメンタルコーチングも行う。 講師養成と共に子供の健やかな成長へのサポート、高齢者のケアなど幅広く活動を広げる。

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