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生まれて初めての手術。不安だった術後は…予想外! #ガンになっちゃった!? 9

  • 2022.2.27
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マルコがガンになっちゃった!? 第9話。三女の母で、糖尿病の夫を持つブロガー、マルコさん。実は10年前、子宮頸がん疑いで手術を経験されたそうです。そのとき、長女はまだ1歳……。マルコさんがどのように向き合い、なぜ手術に至ったかなど、今だから話せるお話を描きます!

マルコです。元気で丈夫なイメージのある私ですが、実は10年前に、ガンの疑いという今までの人生で一番大きな病気をしています。産後1年というまさかのタイミングで判明し、手術を受けることになったお話です。どなたかの参考になればと思います。

※私が手術した子宮頸がんの段階は、「高度異形成」と言い、ガンの前段階の状態で、厳密にはガンになったとは言えない状態です。しかし、メインタイトルにはあえて「子宮頚ガン」「ガンになっちゃった?!」としました。それは、放置すれば将来的にガンになっていく可能性が高いものだった、とマルコは認識しているからです。怖がらせるつもりで描いているわけではなく、私は今とても元気で健康だし、手術後の何年か先ですが、次女も元気に産んでいます。むしろ、この段階で発見されたことはラッキーで、同じように発見された方を安心させたいという気持ちで描こうと思いました。ただ、当時の不安だった気持ちや怖かったことは素直に描いていこうと思うので、怖い気持ちにさせてしまうことはあるかもしれませんが、ご了承ください。

マルコがガンになっちゃった!? 第9話

本当に、心配なんやってん…と思うくらいあっさりと手術は終わりました。麻酔から目覚めると、「もう帰っていいですよ~」みたいな。病院にいたのは3時間くらいでした……。

ネットで円錐切除手術について調べていると、「術後は流産しやすくなる」と書かれていましたが、私は一度も流産することなく、元気に次女を産むことができました。

「トンカツ食べたい!」は本当に、手術後一番に思ったことなのは鮮明に覚えてます(笑)。それくらい、術後もめちゃくちゃ元気だったということです。

ただ、病院によって違うようで、私の場合はたまたまいい感じの病院だった、ということもあるかもしれませんので、ご注意ください。

そして、この手術から早10年……。私はその後、定期検診を必ず受けるようにしています。最近も検査結果がかえってきましたが、何も問題なしでした!

高度異形成はガンではなくガンになる前段階です。この更に前段階の軽度や中等度異形成であれば、手術までいかず経過観察となる事が多いようです。私のように高度異形成までいっても、このような日帰りの手術で済んだりするので、過剰な心配はいらないと思いますが、定期検診だけは絶対に欠かさないように

今回でこのお話は最終回です。今まで読んでいただきありがとうございました。

医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)

※この漫画は実話に基づいた体験談マンガであり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


マルコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。
ぜひチェックしてみてくださいね!

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イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター マルコ

漫画描いてます。三姉妹(15・8・1歳)の母。夫が糖尿病なので、ブログやInstagramで低糖質レシピも公開中。座右の銘は「有言実行!」。書籍『うちの夫が糖尿病になっちゃった!ズボラ夫が血糖値を下げた方法』(日本実業出版社)発売中。

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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