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子どもの世界のできごと、見守りの線引きが難しい『ママがいらなくなる日』

  • 2022.2.26

幼稚園や保育園へ入ると、親が知らない子どもだけの世界が始まります。気持ちを代弁してくれるママがいないからこそ、けんかや失敗を通して学び、大きく成長していく場所でもありますよね。今回紹介するのはそんな幼稚園でのできごとを描いた漫画です。著者は4歳と2歳の姉弟を育てるはなゆい・笑う母には福来る(@yuihanada7)さん。娘まるちゃんの幼稚園でのトラブルを通して気づいたこととは?

娘の一言でお友だちが激怒!

ある朝、登園すると布を巻いた先生が。娘のまるちゃんはそんな先生を見て「かわいくない!」と思ったことを口にします。しかし、そのやりとりを聞いていた友達のラミちゃんはすごく怒ってしまうのです。

理由はわかりませんが、とにかく怒っているラミちゃんに、はなゆいさんもまるちゃんもさぞかし驚いたのではないでしょうか。

先生の助け舟もなし。帰宅しても気になる。

怒っているラミちゃんをなだめる先生ですが、まるちゃんへのフォローはなく、見守っているだけ。いたたまれなくなり、まるちゃんと少し離れた所へ行き、少しだけ落ち着いたところを見計らって帰宅したはなゆいさん。

自分の子どもが責められるのを見るとつらいですし、友達と遊びたいのに一人ぼっちでいるところを見るのも親としては悲しいですね。わが子に不安な顔を見せると余計に寂しくなるだろうと、笑顔をつくるはなゆいさん。しかし、まるちゃんははなゆいさんの服を引っ張り、心細い様子。想像すればするほど、心が痛む場面です。

娘は大丈夫?緊張してお迎えに行くと

不安で仕方がなかったはなゆいさんですが、お迎えの時に先生から2人のその後を聞くことができました。ママが帰宅した後、まるちゃんの手を握り無事に2人は仲直りができたよう。

謝罪をして仲直りすることが当たり前のように思っていますが、まるちゃんとラミちゃんの間には言葉がなくても通じ合うものがあったのでしょうね。寂しそうにするまるちゃんの姿を見て、そっと手を握るラミちゃんの笑顔が何とも言えませんね。

「子どもたちの世界」を感じられる作品

子どもは日々成長し、少しずつ外の世界を知ってママの手を離れていきます。その寂しさを感じるとともに、子どもの強さやエネルギーも感じられるはず。まるちゃんも、このできごとを通じて強く大きく成長しましたね。はなゆいさんのインスタグラムでは『ママがいらなくなる日』を全話読むことができます。

いつの間にかママを介さずに人間関係を築けるようになっていく子どもたち。そんな姿を見ていると、改めて子どもの成長はすごいと思わされますね。

著者:こびと

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