モッフモフでかわいい子が、木の上から落ちてきたぞ....！【かわいい動物5連発】

北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか？「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。（2022年２月21日〜25日ピックアップ分）

まるでぬいぐるみのような かわいらしさ！？

撮影：@masashi.o_photo さん

まっ白で、美しくふくらんだシマエナガちゃん、ホントウにこんな動物がいるのか？って思っちゃうくらいかわいいですねー。 まさに〝雪の妖精〟にふさわしいお写真です。 北海道では雪が降り続いていますが、シマエナガなどの小鳥は、こんな風が強い荒れ模様の日は、松などの常緑樹の中で、嵐が過ぎるのをじっとして待っていることが多いようです。嵐の後は、折れたカエデの枝から甘い樹液がたっぷりとしみ出て、ペコペコのお腹を満たしてくれることでしょう。

〝さかさま〟だけど…これがボクらの日常だよ！

撮影：@93kumi93 さん

エゾモモンガたちは、木の高いところまで登っていって、ハンノキの花芽を取ると、木の下の方にある〝お気に入りの場所〟に落ちるように戻ってきて、ハムハムと食べるのをくりかえします。この高い木の上から落ちてくるのを、通称「落ちモモ」と呼んでいます。高い枝から、この写真のようにポロリと落ちて、着地地点の近くで飛膜をパッと開き、自在にコントロールして、狙ったところにたどりつくのですから驚きです。どうして〝さかさま〟なの？って思いますが、これがエゾモモンガたちの日常です。 でも、そんな一瞬を、ピタリとピントを合わせて撮っちゃうのも、驚きですねー、ホント。

どの穴から顔を出すのか？ 当ててね！

撮影：@sugimura.photography さん

キョトン顔がなんとも愛くるしいエゾクロテン、その中でも色白な美人さん（or イケメン？）ですねー。生物学上、ユーラシア大陸に広く分布するクロテンの仲間なのですが、エゾクロテンは、冬毛になるとベージュ色になります。夏毛は、そこそこ黒い毛色をしているのですが…。 雪にトンネルを掘って移動します。次はこの穴から顔を出すだろうと思ってカメラを構えていると、まったく違う穴からこっちを見てる… んーん、まるで「モグラたたき」のよう。

まるでケンカのような〝激しい恋〟の季節

撮影：@_koko_koko_ji さん

キタキツネにも恋の季節です。オスとメスが出会っても、すぐに仲良くはなりません。大声でギャンギャン吠えたり、激しく噛みついたりと、ケンカをしているようで、見ているこちらがドキドキしてしまいますが、どうやらこれがキタキツネの愛情表現のようです。激しいやりとりをしながら、メスは、オスの〝品定め〟をしているのでしょうか。 キタキツネのこんな様子にも、確実に春が近づいていることを感じることができる季節になりました。

モフモフとモフモフの出会い！？

撮影：@sui_hei_sen さん

芽吹き始めたネコヤナギとシマエナガちゃん！ とってもステキな組み合わせで、ほんわかして、とっても優しいお写真ですねー。もしかして、ネコヤナギがいちばん似合う鳥は、シマエナガちゃんかもしれませんね、もちろん〝モフモフつながり〟ですけど。 ことしは、ビックリするくらい雪が多くなりましたが、シマエナガのペアリングや、エゾモモンガたちの行動を見ていると、春が来るのが、いつもの年より早いのでは？という感じがします。