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ダルい、疲れたと感じたら押してみて!鍼灸師が教える「どんより不調を解消させる」3つのツボ

  • 2015.9.2
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「疲れが取れない」「ダルい」などの、体調不良を訴える人が増える時期。

それもそのはず、室内外での気温差や、寒暖差で体が受けるダメージは、自分で感じているより思いのほか強いんです!

夏の疲れが残る今の時期にこそ、セルフケアで体の不調を整えておきたいところ。

そこで今日は鍼灸師の筆者が、季節の変わり目に起きがちなどんより不調から“元気を取り戻すツボ”を3つご紹介します。どのツボも自分でできる場所なので、就寝前やリラックスしたいときにセルフケアをしてみてください!

 

■1:胃腸の疲れには「足三里(あしさんり、あしのさんり)」

膝の“向こうずね”のすぐ外側で、膝から指4本下にあるツボです。足三里(あしさんり)は健康維持にもよく使われるツボですが、実は万能ツボでもあり、胃腸の疲れや肩こり、むくみや歩き疲れにも効果が期待できると言われています。

 

■2:体力回復には「関元(かんげん)」

おへそから指4本下がったツボです。関元は「元気の元締め」と言われるほどの健康で元気を呼び起こすツボ!

かなり応用がきくツボであり、元気不足はもちろん、生殖器系や泌尿器系にも効果的なのです。例えば冷えによる月経痛、精力減退、頻尿などでも使われています。

 

■3:最後にココ!自律神経の調節には「曲池(きょくち)」

肘を曲げると横皺ができる親指側の内側にあるツボ。このツボの部位にできるへこみが“池”のように見えることからこの名前がついたと言われています。実は高血圧などにも効果が期待できるツボとしても有名です。

 

■ツボの押し方

ツボはすべてが強く押せば効くというわけではありません。優しく押しても効果のあるツボもあれば、強く押したほうがより効果が高いツボもあります。

どのように押しても、ご自分のツボにぴったり合うと、ズンと響くような感じがあります。この3つのツボは、自分の指でちょっとだけイタ気持ちいい場所を探してみてください。

多少のズレがあったって大丈夫! ツボを押して逆効果になることはありません。あまり強く押しすぎると人によってはアザになることがありますので、くれぐれも力加減は調節してくださいね。

 

■ツボは「いつ押す」のがベスト?

自分の生活リズムに合わせるのが一番ですが、実はツボ押しは“いつどこでもできる”のです。手足のツボ押しならば、ランチタイムの空いた時間に、または仕事中のちょっとした息抜き時間を利用してツボを押さえつつゆっくりと息を吐きながら5秒数えましょう。

たった5秒でもスッキリしますよ!

でも、仕事中は難しい……という方は、就寝前にアロマを焚きながらリラックスしてツボ押しタイムの時間を作るのがいいですね。お風呂上がりの温まった体にツボを押すと、さらに体を通る目に見えないエネルギー(気血)の流れが整いツボ押しの効果倍増です。

 

季節の変わり目に「なんだか体調が優れない」と感じている大人女子ほど”元気を取り戻すツボ3つ”を使って疲れたからだを吹き飛ばしていきましょう。

【著者略歴】

※ 小西みわ・・・鍼灸師。女性専門サロン『美和鍼灸治療院』代表。あらゆる女性の悩みに対応した施術を行う。特に美容に特化した独自のメソッドは評判が高い。せんねん灸セルフケアサポーターとしてお灸の普及活動にも力を入れている。

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