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オーガニックスーパーのビオセボン、カトラリーを環境に配慮した素材に変更

  • 2022.2.25
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日常から使えるオーガニック製品などを販売するスーパーマーケットのビオセボンが、店内で配布するカトラリーを環境配慮型素材へ見直し、3月1日より有料化することに。この取り組みは、4月1日に施行される「プラスチック資源循環促進法」に向けたもの。(フロントロウ編集部)

ビオセボンが取り組む脱プラスチック

ビオセボンは地球にやさしく心と身体にも心地よいオーガニック製品を販売し、オーガニックを日常の食事に気軽に取り入れられる暮らしを提案するスーパーマーケット。環境に配慮した取り組みも積極的に行なうビオセボンは、第一号店のオープン以来、プラスチック製レジ袋の代わりに紙製お買い物袋を有料で用意するなどオーガニックスーパーマーケットとしてサステナブルな店舗運用を進めてきた。

画像1: ビオセボンが取り組む脱プラスチック

そんなビオセボンが、2022年4月1日に施行予定の「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環促進法)」という新法を踏まえ、カトラリーの仕様変更と有料化を発表。

今回ビオセボンは多種類のカトラリーを最小限にしたうえで順次切替え、有料で配布することに。素材については、自然界に存在する微生物により土中だけでなく海水中でも二酸化炭素と水に生分解する「カネカ生分解性ポリマー Green Planet®」を採用。

「カネカ生分解性ポリマー Green Planet®」とは、100%植物由来の生分解性ポリマーのこと。幅広い環境下で優れた生分解性を有し、海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE※1 」を取得しており、海洋汚染低減への貢献を可能に。
※1 海水中(30℃)で、生分解度が6か月以内に90%以上になること。ベルギーに本部を置く国際的な認証機関vincotteより、2017年9月認証取得。

画像: プラスチック製カトラリーの廃止および素材変更対象物一覧
プラスチック製カトラリーの廃止および素材変更対象物一覧

この素材を採用したのは、自然との共生度を高めた環境配慮をしたいというユーザーの声に応えるためでもあるそうで、ビオセボンは大量消費されるスプーンやフォークの在り方を見直すことで、使い捨てプラスチックの排出を削減し地球環境の保全に一層寄与することを表明している。

ちなみにビオセボンのポイントカードであるクラブビオセボンで貯めたポイントは、150ポイントごとにカトラリーと交換することもできる。

画像2: ビオセボンが取り組む脱プラスチック

【対象品目】
〇割り箸・スプーン・フォーク
〇デザート用スプーン・フォーク
〇ストロー・スムージー用ストロー
→一律 本体価格5円(税込5.5円)
各カトラリーを3月1日以降有料で提供。

(フロントロウ編集部)

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