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薬膳でからだの中から温まる♡冷えや美容にぴったり「温活レシピ」特集

  • 2022.2.25

春の訪れはもうすぐ、とはいえ、まだまだ寒い日が続いていますよね。冷えは、様々な不調をもたらす女性の大敵。新生活を元気にスタートさせるためにも、温活は欠かせません。そこで今回は、「薬膳」を取り入れた「温活レシピ」をご紹介します。美味しく食べて体の中から温まりましょう。

温活のキーワードは「薬膳」

自然食材が本来持っている力を引き出し、体質改善をサポートする食事のことを「薬膳」と呼びます。

「膳」は食事の意味で、季節や食べる人の体質に合わせて、食材や生薬(漢方薬の原料)を組み合わせた料理のこと。口にするものから健康な身体を目指そうというものです。
特に冷えが気になる方は、冬に旬を迎える食材や、体を温める効果に優れた食材を積極的に取り入れましょう。

薬膳と聞くと、自分で作るのは難しそうなイメージですが、材料が手に入れば作り方はさほど難しくありません。今回は、ご家庭でも作れる薬膳食材を使った温活レシピをご紹介します。

手作り葛根湯レシピ

風邪のひき始めでゾクゾク寒気がするときに有効な「葛根湯(カッコントウ)」。
薬局などで販売されている商品を思い浮かべる方も多いと思いますが、実は、スーパーで手に入る食材を使って自分でも作ることができるんです。

手作り葛根湯は、ゼリーのようにとろみたっぷりな仕上がり。優しくてどこか懐かしさを感じさせる味わいですよ。

<材料>
  • 本葛粉(本葛100%使用)・・・大さじ1
  • 水・・・150ml
  • 黒糖(粉末)・・・小さじ2
  • ショウガしぼり汁・・・小さじ1
  • シナモンパウダー・・・適量
<作り方>
  1. 葛粉と大さじ2杯の水を鍋に入れ、葛粉の粒を溶かします。
  2. 溶けたら残りの水を鍋に加え、全体にとろみが出て透明になるまで弱火で練ります。
  3. 黒糖とシナモンパウダーを加えて練ります。
  4. 火を止め、ショウガのしぼり汁を加えます。

圧力なべで作れる!鶏手羽先と大根のあったか薬膳スープ

コロンとした丸い果物・龍眼肉(リュウガンニク)や棗(ナツメ)など、漢方薬としてお馴染みの素材を使った薬膳スープ。圧力鍋で煮込むことで食材は食べやすく柔らかな食感に仕上がります。ショウガの香りが食欲をそそる一品です。

<材料>(4人分)
  • 鶏手羽先 ・・・8本
  • クコの実・・・大さじ1
  • サラダ油・・・小さじ2
  • 水・・・800ml
  • 中華万能調味料・・・小さじ2
  • 塩・・・小さじ1/2〜3/4
  • 黒胡椒・・・少々
  • <A>
  • 大根・・・12cm(1.5cm厚さの輪切り×8枚分)
  • 椎茸・・・4本
  • にんにく・・・3かけ
  • しょうが・・・1/2かけ
  • 龍眼肉・・・4個
  • 棗・・・4個
  • 松の実・・・大さじ1
  1. 材料の下準備をします。

    大根:1.5cmの厚さで輪切りにし、皮をむきます。
    椎茸:石づきを取り、軸を細切りに、かさの部分は半分に切ります。
    にんにく:皮をむき、根元の固い部分を切る。
    しょうが:すりおろします。
    クコの実:水にさらします。
    鶏手羽先:小さじ1の塩をまぶします。
  2. 中火で熱したフライパンに鶏手羽先を入れ、焼き色がつくまで火にかけます。
  3. 鶏手羽先+材料A+水+中華万能調味料を圧力鍋に入れます。
  4. 沸騰したらアクを取りフタをします。蒸気が出てきたのを確認し、さらに中火で10分間加圧します。
  5. 圧力鍋の弁が下りてから、味を整えるために塩・黒胡椒を追加。最後にクコの実を加え、2〜3分間煮込んで完成です。

手軽に取り入れられる温活メニューで冷え体質にアプローチ

身体を作る日々の食事。温活の視点から口にするものを見直し、食材の強みを活かしたメニューを取り入れて、無理なく体調を整えていきませんか?
まずは、手軽に自宅で作れるものから始めてみてくださいね。

※紹介した記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。

writer / Sheage編集部 photo / Shutterstock

取材協力

自分らしく、心地よい人生を歩むために、知っておきたいセクシャルウェルネスを追求するメディア

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