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「鬱金」は二日酔い対策でよく見る!読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.5.13
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「鬱金」です。

「なんだか、簡単に読めそうだけれど…?」とお考えになっている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、こちらは「うつかね」とは読みませんよ!

今回は、正しい読み方を、読み仮名3文字で考えてみてくださいね。

「鬱金」の読み方!

それでは、早速「鬱金」の読み方を発表します。

「うつかね」ではないといって、もちろん「うつきん」や「うつがね」と読むわけでもないですよ。

しかも、おそらく多くの方が耳にしたことがありますよ。特に、お酒をよく飲む方ならば、「鬱金」にすごく助けられているかもしれません。

二日酔いの時や、そうなることを防ぐために、なにが入っている飲み物を買いますか…?

おそらく、見当がついたかと思います。

そう、正解は「うこん」でした!

「鬱金」について

そう! 二日酔いの時には「鬱金(うこん)」が入った飲み物を飲んだりしますよね。

ただ、基本的には「ウコン」とカタカナで記載されていることが多いはず。初見で「鬱金」が「うこん」の漢字表記であるとわかった方は、ほとんどいないかと思います。ちなみに、読み仮名4文字の場合は「うっこん」とも読みますよ。

それでは、「鬱金」について、辞書で詳細を確認してみましょう!

① ショウガ科の多年草。また、その根。熱帯アジア原産で、根茎は黄色染料・香料に、また止血・健胃の薬用とする。古くから栽培され、日本では九州の一部と沖縄に自生。地下に黄色の大きな根茎があり、バショウに似た長さ四〇センチメートルほどの長楕円形の葉が出る。秋、葉心から高さ二〇センチメートルあまりの花序を直立し、緑白色の包葉の間に三、四個ずつ淡黄色の小さな花が咲く。ターメリック。きぞめぐさ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「まさかショウガの仲間だったなんて!」と驚かれた方も多いかもしれませんね。

しかし、画像を検索してみると、両者の姿形は意外と似ていることがわかりますよ。「鬱金」が加工されていない、採れたての状態でスーパーに並んでいることはまずないため、この事実をご存知だった方は少ないかもしれません。

ちなみに、カレーのスパイスなどに使われる「ターメリック」は、実は「鬱金」の一種なんですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「鬱金」は「うこん」と読みます。

今後も様々なジャンルの難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!