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「思わず贈りたくなる!」9月26日〜10月2日の【誕生花】 ー 心がうるおう、日めくり花言葉 ー

  • 2022.9.25

花はそれぞれに“花言葉”を持っています。また、365日一日一日には“誕生花”が存在します。何気なく過ごす中でも、その日の誕生花とその花言葉を知ることで心にゆとりやうるおいが生まれるかもしれません。

元生花店店員で花の魅力を伝えるイラストレーター・エリさんが、今週9月26日〜10月2日の誕生花と花言葉をご紹介。あわせて、お花の扱い方についても伺いました。

9月26日の誕生花

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イラスト:エリ

■誕生花:ハス
■花言葉:清らかな心、神聖

ハスはハス科の多年草。まるで光を放つような透明感のある花が特徴です。日本ではとても高価な花として扱われていて、1輪数千円ほどします。

自宅で楽しむのも良いですが、繊細さゆえに扱いが難しい一面も…。水を吸いにくく、あまり長持ちしません。そのため、ハスの名所で楽しむのがおすすめです。東京だと上野公園にある不忍池(しのばずのいけ)がハスの名所として知られています。

9月27日の誕生花

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イラスト:エリ

■誕生花:コスモス
■花言葉:乙女の真心、調和

コスモスはキク科の一年草。風になびいて、そよそよと風にそよぐ姿がとても魅力的ですよね。日本の秋の花のイメージが強くあるかと思いますが、原産国はメキシコです。

日当たりがよく、水はけのいい場所を好むコスモス。鉢植えでも楽しめますが、花瓶に飾るのもなんとも愛らしくておすすめです。茎を少し長めにしてゆらゆら揺れる姿を楽しんでください。その際、花瓶の水は少なめにするとより長く楽しめますよ。

9月28日の誕生花

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イラスト:エリ

■誕生花:リンドウ
■花言葉:正義感、あなたの悲しみに寄り添う

リンドウ科の多年草であるリンドウは、生け花界ではとってもメジャー。花屋さんだけではなく、日本の野山なんかにも自生する代表的な花のひとつです。切り花は比較的お手頃な価格で手に入るのが魅力。少し色合いの違うリンドウのみを数本花瓶に飾るのもとても素敵です。

花や葉が一本の線上についているので、花瓶に飾る際は、水についてしまう部分の花は取り除いてください。また、花の部分は水に濡れると茶色く変色してしまうので、気をつけて扱いましょう。

9月29日の誕生花

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イラスト:エリ

■誕生花:ナナカマド
■花言葉:慎重、賢明、私はあなたを見守る

ナナカマドは夏頃に枝先に房状の白い小さな花を咲かせます。秋は紅葉し、きれいな赤い実をつけるので、自宅で飾ると季節を感じられておすすめです。しかし実にはシアン化合物という毒が含まれているので食べると危険。小さなお子さんやペットのいる方は、特に注意してくださいね。

枝先は縦にハサミで割り入れるように切ると、水を吸いやすく長持ちしますよ。

9月30日の誕生花

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イラスト:エリ

■誕生花:モンステラ
■花言葉:嬉しい便り、壮大な計画

観葉植物やインテリア雑貨の絵柄でもよく見るモンステラ。この植物を目にすると、不思議と南国の風景が思い浮かびます。切れ込みや穴ぼこなど、個性的でインパクトのある形をしていますが、ツヤっとした葉の質感も特徴です。見てるだけで活力が湧いてきそうなほど、いきいきしていますよね。

お手入れ方法は、土の表面が乾燥してきたら水をやり、時々、葉に霧吹きをすればOK。 水のやりすぎや乾燥させすぎには注意です。

10月1日の誕生花

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イラスト:エリ

■誕生花:センニチコウ
■花言葉:不朽、色あせぬ愛、永遠の恋

きれいな赤が長く続くことから、名前の由来がきているそう。実際にドライフラワーにしても極端に色が暗くなることはなく、比較的きれいな赤が続きます。花言葉のひとつの「色あせぬ愛」はそんな花の特性からきているんだとか。

生花では水を吸いにくいので、枯れないうちにドライフラワーにしてしまうのがおすすめです。乾燥した部屋に数日吊るしておくと、きれいなドライフラワーになります。

10月2日の誕生花

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イラスト:エリ

■誕生花:シュウメイギク
■花言葉:忍耐、淡い想い、多感なとき

切り花をはじめ、花壇や鉢植えなど、活躍の場は広め。花びらのように見える部分はガクで、5〜20枚以上と、品種によって枚数が変わります。花の色は白や濃いピンク、淡いピンクなどが多く、日なたやチラチラと明るい半日陰の環境を好みます。

可憐な見た目とは裏腹に、茎からでる汁には毒があるので、小さなお子さんがいらっしゃる方や、ペットのお散歩の際などは気をつけてください。

 

いかがでしたか?記念日や誕生日といったお祝い事はもちろん、何でもない日のプレゼントや、自分への元気付けなど、花言葉とあわせて花を贈ってみてはいかがでしょうか。



イラスト・監修:エリ(Instagram / @flowereriy
花の魅力を伝えるイラストレーター。多摩美術大学卒。在学中に生花店に勤務した経験などを活かしてInstagram上で「花のある暮らし」を提案。著書に『毎日が楽しくなるイラスト花図鑑』(彩流社)
編集:TRILLニュース