「思わず贈りたくなる！」心がうるおう【今日の誕生花】　ー日めくり花言葉 ー

花はそれぞれに、一つひとつ“花言葉”を持っています。また、365日一日一日に“誕生花”が存在します。記念日や誕生日などのお祝い事に、お花のプレゼントをしてみませんか？

元生花店店員で花の魅力を伝えるイラストレーター・エリさんが、9月30日の誕生花と花言葉をご紹介。花にまつわるエピソードや扱い方を伺いました。

贈る相手やシチュエーションに合った、ぴったりの花を選ぶ参考にしてくださいね！

9月30日の誕生花

■9月30日の誕生花：モンステラ

■花言葉：嬉しい便り、壮大な計画

観葉植物やインテリア雑貨の絵柄でもよく見るモンステラ。この植物を目にすると、不思議と南国の風景が思い浮かびます。

素敵な花言葉を持っているので、開店祝いや引っ越し祝いといった、新たな門出を祝う際のプレゼントにおすすめです。

モンステラってどんな植物？

サトイモ科モンステラ属の総称。ラテン語で「怪物」を意味する言葉に由来する。熱帯アメリカに約 30種が分布するつる性の常緑多年草。観葉植物として数種が流通する。葉は長い葉柄をもち，互生。自生地では，太い気根を伸ばしながら，樹木や岩にからみつくように生育する。黄白色の仏炎包がつく肉穂花序はミズバショウに似るが，小さな鉢仕立てではめったに咲くことはない。
出典：ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

うちわのような形に、切り込みの入った葉が何ともユニーク。モンステラは、サトイモ科の多年草で寒さに強く、室内でも簡単に育てられる観葉植物です。
実は名前の由来は「怪奇、怪物」という意味の「monstrum（モンストライム）」というラテン語から来ているそう。

モンステラは約30種類ほどあり、熱帯アメリカを中心に生息しています。ハワイでは、モンステラの葉の切り込みから差し込む光を見て、「希望の光を導く」植物だと言われているんだとか。

切れ込みや穴ぼこなど、個性的でインパクトのある形をしていますが、ツヤっとした葉の質感も特徴です。見ているだけで活力が湧いてきそうなほど、いきいきしていますよね。お手入れ方法は、土の表面が乾燥してきたら水をやり、時々、葉に霧吹きをすればOK。 水のやりすぎや乾燥させすぎには注意です。

エリのつぶやき

植物に詳しくて、やたら植物柄のものに反応してしまいます。その中でもモンステラはクッションカバーやマットなど、雑貨に描かれていることがとても多いように感じます。もうこんなに描かれているなら「レモン柄」みたいなノリで「モンステラ柄」と書いてほしい…とさえ感じます。メジャーデビューさせてほしい…！

 

家に生花を飾ると、その花の季節を身近に感じることができ、暮らしに彩りをもたらしてくれます。そんな花のある暮らしの魅力を感じていただけるように、これからもさまざまな花の魅力をお届けしていきます。 あなたの好きな花を見つけるきっかけになれば幸いです。

参考文献：コトバンク

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イラスト・監修：エリ（Instagram / @flowereriy）
花の魅力を伝えるイラストレーター。多摩美術大学卒。在学中に生花店に勤務した経験などを活かしてInstagram上で「花のある暮らし」を提案。著書に『毎日が楽しくなるイラスト花図鑑』（彩流社）
編集：TRILLニュース