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「センスいい!」って思われる。9月におすすめ【花ギフト】3選

  • 2022.9.26
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イラスト:エリ

いつもは照れくさくて言えない想いを、小さな花々の花言葉に託してみませんか?

元生花店店員で花の魅力を伝えるイラストレーター・エリさんが、9月に贈りたい花を3つご紹介。夏の夜中まで続く激しい暑さが落ち着く9月は、花がグンと長持ちする嬉しい季節。

芸術の秋らしい、どれもため息のでるような美しさをもつ色鮮やかな花ばかりで、「センスいい!」と思われること間違いなし!

1.ダリア

■ダリア
■花言葉:優雅、気品

華やかさならどの花にも負けない!花火のように開いた幾十の花びらが圧巻のダリア。

ダリアはキク科の多年草。基本的には通年花屋さんで手に入る品種ですが、秋は旬のため、1年で1番品種が豊富です。真っ赤に大きく開いた種類や、まるで人工的に染め上げたかのようなグラデーションのものなど…。きっとお気に入りのダリアが見つかるはず。

飾る際は葉はすべて切り落とし、花瓶の水は少なめにしましょう。1番外側の花びらから枯れていきますが、枯れた部分だけ取り除くと長く楽しめますよ。

キク科(APG分類:キク科)の春植え球根草。天竺(てんじく)(インド)から伝えられたボタンの意味から、和名をテンジクボタン(天竺牡丹)という。メキシコおよび南アメリカの山地の原産。
出典:日本大百科全書(ニッポニカ)(小学館)

2.ケイトウ

■ケイトウ
■花言葉:おしゃれ、風変わり

個性的な見た目にぴったりの花言葉ですね。まるでベルベットのような、ふわふわな触り心地のケイトウ。「本当にこれは植物なの!?」と疑ってしまうほどの重厚感を漂わせています。

主な色は赤、オレンジ、濃いピンク。ファッションだと躊躇してしまいそうなハデな色合いですが、お花で楽しむのにはぴったりです。吊るして飾ると綺麗なドライフラワーになるのも嬉しいポイント。

ふわふわしている部分は水に濡れるとダメになってしまうので気をつけて扱いましょう。花瓶の水は少なめにするのが長持ちするコツです。

ヒユ科(APG分類:ヒユ科)の一年草。インド、熱帯アジア、アフリカ原産で、日本には古く中国から渡来し、『万葉集』にも詠まれている。現在は園芸用に花壇、切り花、鉢植えなどに広く栽培され、属名のセロシアの名で多くの園芸品種があり、春播(ま)き一年草として夏から秋までの観賞草花として親しまれている。
出典:日本大百科全書(ニッポニカ)(小学館)

3.バラ

■バラ
■花言葉:愛、美

大切な人への花束や、祝い事の場には欠かせないバラも、1年中手に入る花屋さんを代表する花です。ですが実は、春と秋が1番品種が豊富なんです。

なかでも「秋バラ」と呼ばれる今の時期のバラは、少し深めなダークトーンの色合いのものが豊富。大人っぽいバラは落ち着いた秋の空気にぴったりで、高級感もあります。購入の際は店員さんに香りのあるバラを教えてもらうのがおすすめです。

茎は斜めに切り、あまり長すぎないようにして飾りましょう。

バラ科バラ属の植物の総称。主として北半球に分布し,約 200種が知られる。香りのある美花をつけるものが多いので古くから観賞用として栽培され,品種改良により多数の園芸品種がつくられている。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

花言葉を添えて贈ってみて!

いかがでしたか?贈る相手をイメージした華やかな色合いや、誕生日や結婚祝いなどのそれぞれの祝い事にあう花など。想いをぎゅっと閉じ込めた花束には、贈る相手だけでなく、自分自身の目も楽しませ、心を癒やしてくれることでしょう。

ぜひあなたも、大切な人を思い浮かべながら、選んでみてくださいね。

※花言葉には諸説あります。



イラスト・監修:エリ(@flowereriy
花の魅力を伝えるイラストレーター。多摩美術大学卒。在学中に生花店に勤務した経験などを活かしてInstagram上で「花のある暮らし」を提案。著書に『毎日が楽しくなるイラスト花図鑑』(彩流社)
編集:TRILLニュース