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「戴勝」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.15
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勝負は勝ち負けではない…とは言いますが、やはりできれば勝ちたいところ。ライバルに見事勝利したときの達成感は得がたいものですよね。

さて今回は、そんな「勝」にちなんだ難読漢字「戴勝」をご紹介します。みなさんは、正しく読むことができますか?

「戴勝」の読み方!

「戴冠(たいかん)」や「不倶戴天(ふぐたいてん)」などの言葉に含まれている「戴」。あまり目にすることはないかもしれませんね。

実は「戴勝」の読み方は、字面からは全く想像できないものとなっているんです。

それでは1つ目のヒント。読み仮名は5文字です。

これではまだまだ難しいですよね…でも、こちらを聞けばわかるはず!

2つ目のヒントは「戴勝」の別表記。こちらは「八頭」とも書けます。これでもうわかりましたよね?

そう! 正解は「やつがしら」でした。

「戴勝」について

まさか「戴勝」と書いて「やつがしら」と読むなんて…答えを聞いた今でも、信じられない方が多いと思います。

「でも、そもそも戴勝ってなんのこと?」そうお考えの方も多いはず。それでは、辞書で調べてみましょう!

ヤツガシラ科の鳥。全長約二六センチメートル。頭部に黄褐色で先端の黒い羽冠があり、扇状に立てる。背は褐色、翼は黒く白色の横帯があり、腹面は白い。ユーラシア・アフリカに広く分布するが、日本には旅鳥としてまれに渡来。樹木のまばらな明るい環境にすみ、主として地上で昆虫やミミズを食べる。〔本朝食鑑(1697)〕

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

鳥のことなんですね! 日本には「まれに渡来」とのことなので、実際に見たことのある方はあまりいないかもしれません。

ちなみに、同じ名前の食材に里芋の1種「八つ頭」があります。煮物にするととってもおいしいそうなので、気になる方はぜひ食べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「戴勝」は「やつがしら」と読みます。

ぜひ、この機会に「戴勝」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!