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「木葉木菟」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.20
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四季の変化を楽しめるのも日本の魅力の1つ。青々と茂る「木の葉」は秋が深まると鮮やかに色づき、そして冬になると散っていきます。

みなさんは、どの季節の「木の葉」が好きですか?

さて今回は、そんな「木の葉」にちなんだ難読漢字「木葉木菟」をご紹介します。みなさんは、正しく読むことができますか?

「木葉木菟」の読み方!

「木と葉と…?」そう不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれません。たしかに「菟」は、あまり見かけない漢字ですよね。

こちらは「う」と読み、ペットとしても人気の高い「兎(うさぎ)」の古名を意味します。

読み仮名は5文字。ちなみに「木菟」の仲間でもあります。こちらは難読漢字としてけっこうおなじみなので、見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

最後に、正解を発表する前にヒント! 読み仮名5文字のうち、「木葉」にあたる部分は「このは」と読みます。残る2文字を考えてみてくださいね。

それでは、正解を発表します。

正解は「このはずく」でした!

「木葉木菟」について

「木菟」の読み方は「みみずく」。こちらをご存知だった方は、ヒントから「このはずく」という読み方にたどり着けたかもしれませんね。

それでは「木葉木菟」がどのような生き物か、辞書で確認してみましょう!

〘名〙 フクロウ科の小形の鳥。全長約二〇センチメートル。頭に耳状の羽毛がある。ふつう体の地色は灰色で褐色の細かい斑紋があるが、カキズクと呼ばれる赤色のものもある。山地の広葉樹林にすみ、夜行性で昆虫などを食べる。鳴き声が「ぶっぽうそう」と聞こえるため、姿の美しい別種のブッポウソウと混同されていたが、誤りが判明し、「声の仏法僧」、「姿の仏法僧」と区別して呼ばれる。(後略)

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

鳴き声が「ぶっぽうそう」だなんて、とっても変わっていますよね! ちなみに「仏法僧」という鳥は、青い毛並みでとっても美しいんですよ。

なお「ぶっぽうそう」のように、鳥の鳴き声を人間の言葉に置き換えることを「聞きなし」というそうです。

代表的なものは「時鳥(ほととぎす)」の「ホーホケキョ」でしょうか? ほかにもあるので、気になる方は調べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「木葉木菟」は「このはずく」と読みます。

鳥に関する難読漢字はほかにもたくさんありますよ。今後もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!