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「山魚狗」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.3.7
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ほかほかに炊かれた白ご飯、もうもうと湯気をただよわせるお味噌汁、そしてこんがり焼けた焼き「魚」…。そんな朝食が食べられたら、朝から気分もグッと上がってしまいますよね!

さて今回は、上記の中の「魚」が含まれている難読漢字「山魚狗」をご紹介します。

みなさんは、こちらを正しく読むことができますか?

「山魚狗」の読み方!

「山」と「魚」は超おなじみの漢字! でも「狗」は、ちょっと見かけないかもしれません。

たとえば「天狗(てんぐ)」、もしくは「山狗(やまいぬ)」という言葉で使います。

ここで大ヒント! 「山魚狗」のことを「魚」や「狗(犬)」の種類を表す名前だと思っていませんか? 驚くことに違うんです! 実はこちら、なんと「鳥」の名前となっています。

読み仮名は4文字です。いかがでしょう…?

それでは、とっても気になる正解を発表します。

正解は「やませみ」でした!

「山魚狗」について

かわせみの一種である「山魚狗(やませみ)」。「山」部分はそのままですが、残る2文字はかなり意外ですよね。

ちなみに「山魚狗」とはこんな「鳥」なんですよ!

カワセミ科の鳥。日本産最大のカワセミで、全長は約三八センチメートルに達する。背面は一面に黒白斑を散らし、頭頂にある羽冠が目立つ。山地の湖や渓流に雌雄一対ですみ、川魚を捕食し、川岸などに横穴を掘って巣を営む。東アジアに分布し、日本では留鳥として各地にすむ。かのこしょうびん。《季・夏》 〔大和本草(1709)〕

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

ちなみに「魚狗(ぎょく)」はかわせみを意味するんだそう。もしかしたら、「山」に住む「魚狗」だから「山魚狗」と表記するのかもしれませんね。

なお、引用文にある「留鳥」は「りゅうちょう」と読みます。「渡り鳥」とは対照的に、一年を通し一定の場所で暮らす「鳥」なんだとか。登山などに行った際、もしかしたら「山魚狗」を見かける機会もあるかもしれませんね!

ちなみに「やませみ」は他に「山翡翠」と表記することができますよ。

まとめ

いかがでしたか?

「山魚狗」は「やませみ」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、周りの人にも教えてあげてくださいね!