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「鵤」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.6
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鳥類に関する難読漢字ってたくさんありますよね。「鸚哥(いんこ)」や「家鴨(あひる)」に「孔雀(くじゃく)」などなど…。みなさんは、いくつご存知ですか?

さて今回は、そんな鳥類に関する難読漢字から「鵤」をご紹介します。「角」と「鳥」の組み合わせ…いったいなんと読むのでしょうか?

「鵤」の読み方!

「かどとり」と読みたくなりますが、もちろんそうではありません!ちなみに「かくとり」や「つのどり」でもありませんよ。

実はこちら、その字面からは全く想像もつかない読み方となっています。読み仮名は3文字、もしくは4文字です。いかがでしょう…?

それでは、正解を発表する前に大ヒント!「鵤」は「斑鳩」とも書きます。こちらなら、読み方を知っているという方もいらっしゃるはず!

さて、気になるその読み方は…?

「いかる」「いかるが」でした!

「鵤」について

まさか「鵤」と書いて「いかる」と読むなんて…答えを聞いて「ま、まじで!?」と、驚いた方も多いと思います。

ただ、読み方がわかっても「で、いったい鵤(いかる)ってどのような鳥なの?」と、頭を悩ませている方もいらっしゃるかもしれません。早速、辞書で確認してみましょう!

〘名〙 アトリ科の鳥。全長約二三センチメートル。体は灰色、頭、翼、尾は光沢のある黒色。くちばしは太い円錐形で黄色。東アジアの特産種で、日本各地の低山帯にすみ、主食は木の実。鳴き声が月日星(つきひほし)ときこえることから三光鳥ともいう。あさなきどり。まめまわし。まめころがし。いかるが。まめうまし。じゅずかけ。《季・夏‐秋》〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

日本各地に生息しているそうなので、もしかしたら一度は見かけたことがあるかもしれませんね。

ちなみに「斑鳩」、「鵤」は、それぞれ別の地名を表します。

前者は「奈良県生駒郡の地名」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)、後者は「兵庫県南西部,太子町の中心集落」(出典:『ブリタニカ国際大百科事典』株式会社ブリタニカ)です。合わせて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「鵤」は「いかる」や「いかるが」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していく予定です。ぜひお楽しみに!