みなさんの好きなお肉はなんですか? 豚肉、鶏肉、牛肉、ラム肉など…たくさんの種類がありますよね。カレーは豚肉、から揚げは鶏肉、焼肉は牛肉と、メニューによって好きなものが変わる、という方も多いと思います。
さて今回は、上記の中から「牛肉」にちなんだ難読漢字「役牛」をご紹介。みなさんは、正しく読むことができますか?
「役牛」の読み方!
「役職(やくしょく)」「役目(やくめ)」「市役所(しやくしょ)」など…。「役」は「やく」と読むことが多いですよね。そのため、「やくぎゅう」と読んでしまった方も多いことでしょう。
でも残念!「役牛」はそのようには読みません。「牛」の部分は「ぎゅう」でOK。つまり、カギは「役」をどう読むかにあります。
読み仮名は小文字を合わせて5文字です。さあ、そろそろ答えはわかりましたか?
それでは、正解を発表します。
正解は「えきぎゅう」でした!
「役牛」について
読み方がわかったところで、気になってくるのが「役牛(えきぎゅう)」の意味ですよね。普通の「牛」とは、いったいなにが違うのでしょうか?
耕作や運搬などの作業に使用する目的で飼う牛。⇔肉牛。
出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館
なるほど! 食べるのではなく作業目的で飼育する「牛」のことなんですね。まさに「役」に立つ「牛」、といったところでしょうか?
ちなみに、引用内でも紹介されているように、「役牛」の対義語は「肉牛」です。意味は「食肉の生産を主目的として飼育される牛」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)になります。合わせて覚えておきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
「役牛」は「えきぎゅう」と読みます。
ぜひこの機会に覚えて、家族や友人にも教えてあげてくださいね!