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「激る」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.4.1
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みなさん、普段なにか熱中しているものはありますか?

熱中するあまり、思わず感情が高ぶってしまうこともあるでしょう。

さて今回は、そのようなときに使う漢字から「激る」をご紹介します。

一体なんと読むのかわかりますか?

「激る」の読み方!

では、早速「激る」の読み方を発表します。

「げきる」と読んだ方は、不正解!ヒントは、「血が激る」と使うことの多い言葉です。

普段は「激る」ではなく「滾る」を使うことが多いでしょう。

「た」から始まる言葉を考えてみてくださいね。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

そう、正解は「たぎる」でした!

「激る」の豆知識

では、「激る(たぎる)」とはどういう意味なのでしょうか。

①水がわき上がる。わき立って激しい勢いで流れる。
②水が沸騰してわき変える。煮え立つ。
③感情が激しくわき上がる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1044

感情だけでなく、水がわき上がるときにも使う言葉です。

普段は「激しい(はげしい)」と使うことの多い「激」の字ですが、少し難しい読み方があります。

実は「激ます(はげます)」という読み方もあるのです。

ところで、普段は何気なく使っている「激」の字ですが、どのような成り立ちの漢字かご存知ですか?

「激」は風雨にさらされて白骨になった頭蓋骨(白)を木につるして殴ち、刺激する様子から作られた漢字です。

「激」は小学六年生で習う漢字ですが、成り立ちは少し不気味なものですね…。

まとめ

いかがでしたか?

「激る」は「たぎる」と読みます。

ついつい「げきる」と読みそうになってしまいますが、この機会に「たぎる」の読み方もぜひ覚えておいてくださいね!