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「煮染む」は「にしむ」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.26
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今回ご紹介する言葉は「煮染む」。

「煮る(にる)」や「煮沸(しゃふつ)」に使う「煮」と、「染料(せんりょう)」や「染色(せんしょく)」のように使う「染」を組み合わせた言葉ですが、一体なんと読むのかわかりますか?

今回は「にしむ」以外の読み方を考えてみてくださいね。

ほとんどの方が使ったことのある言葉ですよ。

「煮染む」の読み方!

では、早速「煮染む」の読み方を発表します。

「にるしむ」と読んだ方は、不正解!もちろん「しゃしむ」でもありませんよ。

ヒントは、色がぼんやりと広がったり、景色がぼやけて見えるようなときに使う言葉です。

「涙で視界が煮染んでよく見えない」や「絵の具が煮染む」のように使うことが多いでしょう。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「にじむ」でした!

「煮染む」の豆知識

では、「煮染む(にじむ)」とはどういう意味なのでしょうか。

①液体が紙や布などにしみて広がる。
②液体がしみて文字などの輪郭がぼやける。また、涙でかすんで物がぼやけて見える。
③表面にうっすらと液体がしみてくる。しみでる。
④内部にあった感情や気持ちが顔などの表面にあらわれる。にじみ出る。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1322

 

ほかの漢字では「滲む」や「泌む」と書くこともできます。

普段は「滲む」と書くことが多いのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

「煮染む」は「にじむ」と読みます。

普段はあまり「煮染む」と書くことはありませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!