海に行くと、よく見かけるナマコ。食べるとコリコリしていて美味しいですよね。
さて今回は、ナマコと関係のある漢字から「煎海鼠」をご紹介します。
一体なんと読むのかわかりますか?
「煎海鼠」の読み方!
では、早速「煎海鼠」の読み方を発表します。
ヒントは、中華料理に使われることの多い食材の名前です。ナマコから作られます。
ほかの漢字では「海参」や「熬海鼠」、「煮海鼠」とも書けますよ。
「い」から始まる3文字の言葉を考えてみてください。
そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「いりこ」でした!
「煎海鼠」の豆知識
では、「煎海鼠(いりこ)」とはどのような食材なのでしょうか。
内臓を除いたナマコをゆでて干したもの。中華料理の材料。ほしこ。干しなまこ。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.135
ちなみに生のナマコは漢字で書くと「生海鼠」です。ナマコの腸のことは「海鼠腸(このわた)」、ナマコの卵巣を乾燥させたものは「海鼠子(このこ)」といいます。
ナマコは隅々まで食べられるすごい食材なんですね。
「いりこ」といえば、「熬子」や「炒り子」という字もあります。こちらはナマコとは関係がなく、イワシなどの小さな魚を煮て干したもののことです。
まとめ
いかがでしたか?
「煎海鼠」は「いりこ」と読みます。
ぜひ、この機会に「煎海鼠」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!