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「煎海鼠」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.3
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海に行くと、よく見かけるナマコ。食べるとコリコリしていて美味しいですよね。

さて今回は、ナマコと関係のある漢字から「煎海鼠」をご紹介します。

一体なんと読むのかわかりますか?

「煎海鼠」の読み方!

では、早速「煎海鼠」の読み方を発表します。

ヒントは、中華料理に使われることの多い食材の名前です。ナマコから作られます。

ほかの漢字では「海参」や「熬海鼠」、「煮海鼠」とも書けますよ。

「い」から始まる3文字の言葉を考えてみてください。

そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「いりこ」でした!

「煎海鼠」の豆知識

では、「煎海鼠(いりこ)」とはどのような食材なのでしょうか。

内臓を除いたナマコをゆでて干したもの。中華料理の材料。ほしこ。干しなまこ。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.135

 

ちなみに生のナマコは漢字で書くと「生海鼠」です。ナマコの腸のことは「海鼠腸(このわた)」、ナマコの卵巣を乾燥させたものは「海鼠子(このこ)」といいます。

ナマコは隅々まで食べられるすごい食材なんですね。

「いりこ」といえば、「熬子」や「炒り子」という字もあります。こちらはナマコとは関係がなく、イワシなどの小さな魚を煮て干したもののことです。

まとめ

いかがでしたか?

「煎海鼠」は「いりこ」と読みます。

ぜひ、この機会に「煎海鼠」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!