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「淡い」は「あわい」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.4.10
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今回ご紹介する漢字は「淡い」。

実は「あわい」以外にも読み方があるんです。

この読み方を知っていたらスゴいですよ…!

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「淡い」の読み方!

では、早速「淡い」の読み方を発表します。

「たんい」と読んだ方は、不正解!

ヒントは、厚みがないものや色がはっきりしないものなどに対して使う言葉です。

ご飯を食べながら、「ちょっと味が淡いね」と言うこともあるかもしれません。

ほかの漢字では「菲い」や「涼い」、「偸い」や「澹い」と書くこともできますよ。

「う」から始まる言葉を考えてみてくださいね。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「うすい」でした!

「淡い」の豆知識

では、「淡い(うすい)」とはどういう意味なのでしょうか。

①物の両面の間の幅が小さい。厚さが小さい。
②そのような人が少ない意を表す。
③利益の程度が小さい。
④人や物事に対する心入れや関わりの程度が小さい。また、信頼などを受ける程度が小さい。
⑤密度や濃度が小さい。
⑥色合いや味付けなどから受ける印象や刺激が小さい。あっさりしている。淡い。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.158

 

普段は「薄い」の字を使うことがほとんどでしょう。

「淡」の字は「あわい」という意味で使われることが多いかと思いますが、もともとは「薄い味」のように「うすい」と使われることが一般的でした。

色や状態が薄いことから「あわい」という意味でも使われるようになったのです。

ちなみに「あわい」は次の意味になります。

①色・味・香りなどが薄く、控えめな美しさを保っている。
②物の輪郭や、光・影などがくっきりせず、ぼんやりしている。
③関心や執着が薄く、気持ちがあっさりしている。深くこだわらない。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.68

まとめ

いかがでしたか?

「淡い」は「うすい」と読みます。

「あわい」と読むことがほとんどですが、もともとは「うすい」と読まれていた漢字です。

この機会にぜひ「あわい」の読み方も覚えておいてくださいね!