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「涸れる」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.3.27
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今回ご紹介する漢字は「涸れる」。

「固」と似ている漢字ですが、よく見ると違いますね。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「涸れる」の読み方!

では、早速「涸れる」の読み方を発表します。

「かたれる」と読んだ方は、不正解!もちろん「これる」でもありませんよ。

カラカラに干からびた川を見てなんと言いますか?

泣きすぎて涙が出なくなったとき、なんと言いますか?

「日照りで川が涸れる」や「涙が涸れる」のように言いますよね。

さあ、そろそろ読み方がわかった方が多いのではないでしょうか。

そう!正解は「かれる」でした!

「涸れる」の豆知識

では、「涸れる(かれる)」とはどういう意味なのでしょうか。

上でも意味について少し触れましたが、再度しっかり確認してみましょう。

①川や池などの水がなくなる。また、天然の資源がなくなる。涸渇する。
②涙や唾液などが出なくなる。また、出にくくなる。
③活動の源となるものがなくなる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.370

 

よく見かける「枯れる」とは、また少し違う意味の言葉です。

では、「涸れる」と「枯れる」はどのように使い分けたらよいのでしょうか。

水源の水、資源や資金、能力や感情などがなくなる場合は《涸》を用いる。
植物の命がなくなる場合、勢いがなくなる場合、渋い魅力がある場合は《枯》を使う。

出典:円満字 二郎、漢字の使い分けときあかし辞典、研究社(2016年5月20日版)p.164


植物に関することは「枯れる」を使うんですね。

まとめ

いかがでしたか?

「涸れる」は「かれる」と読みます。

「涙がかれる」と言うとき、「枯れる」の字をあてることも多いですが、実は「涸れる」のほうが適しているのです。

この記事を読んだみなさんは、ぜひ「涸れる」を使ってくださいね!