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「浮腫む」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.3.20
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今回ご紹介する漢字は「浮腫む」。

長時間立ちっぱなしだったり座りっぱなしだったりと、同じ体勢を続けていると「浮腫む」ことがありますよ。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「浮腫む」の読み方!

では、早速「浮腫む」の読み方を発表します。

「ふしゅむ」と読んだ方は、不正解!もちろん「うきしゅむ」でもありませんよ。

ヒントは、使われている漢字のとおり、体が腫れたようになったときに使う言葉です。

「浮腫む」と、足がパンパンになって太く見えたり、ブーツが入らなくなって困ることもあります。

お酒を飲んだ次の日や、思いっきり泣いた日に顔が浮腫んでしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「むくむ」でした!

「浮腫む」の豆知識

では、「浮腫む(むくむ)」とはどういう意味なのでしょうか。

体組織に組織液やリンパ液がたまり、体の一部または全体がはれたようにふくれること。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1690

 

「浮腫」は「ふしゅ」とも読みますが、「ふしゅ」も同じく体に水分がたまってふくれた状態のことを指す言葉です。

ところで「浮腫む」に使われている「浮」の漢字が、どのような成り立ちで作られたかご存知ですか?

「浮」の右側はもともと「孚」と書かれていました。

「孚」は、子どもの上に手を当てる様子、つまり子どもを手で捕らえる様子を表したものです。

実は、水中に浮いている子どもを救おうとしている様子からできた漢字なのです。

まとめ

いかがでしたか?

「浮腫む」は「むくむ」と読みます。

漢字で「浮腫む」と書くことはあまりないかもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!