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「深傷」=「ふかきず」?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.3.17
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今回ご紹介するのは「深傷」という言葉です。

「深」も「傷」も簡単な漢字ですが、一体なんと読むのかわかりますか?

現実世界よりも、漫画や小説で見聞きすることの方が多い言葉かもしれません。

さあ、読み方を考えてみましょう。

「深傷」の読み方!

では、早速「深傷」の読み方を発表します。

「ふかきず」と読んだ方は、不正解!もちろん「しんしょう」でもありませんよ。

ヒントは、戦闘シーンなどでよく見かける言葉です。

「敵はもう深傷を負っている」「深傷を負って動けない」などのように使うことが多いでしょう。

「ふ」から始まる3文字の言葉を考えてみてくださいね。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「ふかで」でした!

「深傷」の豆知識

では、「深傷(ふかで)」とはどういう意味なのでしょうか。

深い傷。重症。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1514

 

普段は「深傷」よりも「深手」と書くことのほうが多いでしょう。

「深傷」とは逆に、浅い傷のことは「浅傷」や「浅手」と書きます。

読みはどちらも「あさで」です。

ちなみに「深傷」は、まれに「いたで」と読むこともあります。ただし、「いたで」は「痛手」と書くことのほうが一般的です。

では、「痛手」とはどのような意味なのでしょうか。

①刀・矢などで受けた重い傷。ふかで。
②物質的・精神的に受けた大きな打撃。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.103

 

意味はほとんど「深傷」と同じですね。

まとめ

いかがでしたか?

「深傷」は「ふかで」と読みます。

くれぐれも、日常生活で「深傷」を負うことがないよう、みなさまお気を付けください…!