「涙含む」はなんと読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

みなさんは、最近涙を流しましたか？

悲しいことや嬉しいことがあったり、映画を見たりすると思わず目に涙を浮かべてしまうことがありますよね。

さて今回は、涙に関係する言葉から「涙含む」をご紹介します。

一体なんと読むのかわかりますか？

「涙含む」の読み方！

では、早速「涙含む」の読み方を発表します。

「なみだふくむ」と読んだ方は、不正解！もちろん「なみだがんむ」でもありませんよ。

ヒントは、涙を流す寸前に使うことが多い言葉です。

「親に叱られて涙含む」や「合格発表を見て思わず涙含む」のように使うことが多いでしょう。

「涙含む」の「涙」はそのまま「なみだ」と読みます。

もう一つヒントを出しましょう。

「涙含む」は「なみだ○む」と読みます！

さあ、もう読み方はわかりましたね。

そう！正解は「なみだぐむ」でした！

「涙含む」の豆知識

では、「涙含む（なみだぐむ）」とはどういう意味なのでしょうか。

目に涙をうかべる。泣きそうになる。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.1303

 

ちなみに、「なみだ」と読む漢字は「涙」以外に「泪」や「泗」、「涕」や「洟」などがあります。

このなかでも割とよく使うのは「泪」でしょう。

では「涙」と「泪」はどのように使い分けたらよいのでしょうか。

一般的には《涙》を用いる。
目をイメージさせたい場合には《泪》を使うのも効果的。

出典：円満字 二郎、漢字の使い分けときあかし辞典、研究社（2016年5月20日版）p.388

 

なみだそのものを指すときは「涙」を、目も含めてなみだを表現したい場合は「泪」を使うんですね。

まとめ

いかがでしたか？

「涙含む」は「なみだぐむ」と読みます。

「なみだぐむ」を漢字で書くことはあまりありませんが、ぜひこの機会に覚えておいてくださいね！