「揶揄う」はなんと読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

ついつい困らせるようなことをした経験はありませんか？

今回はそのようなときに使う言葉から「揶揄う」をご紹介します。

漢字は難しいですが、言葉そのものは誰もが知っているものですよ。

さて、一体なんと読むのかわかりますか？

「揶揄う」の読み方！

では、早速「揶揄う」の読み方を発表します。

「揶揄」は「やゆ」と読みますが、今回の答えは4文字なので「やゆ」と読んだ方は、不正解！

ヒントは「か」から始まる4文字の言葉です。

単純に相手を困らせるときにも「揶揄う」ことがありますが、好きな子相手にあえて行うこともありますよ。

わざと揶揄って、相手の気を引こうとした経験がみなさんにもあるのではないでしょうか？

さあ、そろそろ読み方がわかってきた方も多いでしょう。

正解は「からかう」でした！

「揶揄う」の豆知識

では、「揶揄う（からかう）」とはどういう意味なのでしょうか。

冷やかしたり心ないことをいったりしたりして、相手を困らせて面白がる。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.362

 

日常では漢字ではなく「からかう」とひらがなで書くことがほとんどでしょう。

「からかう」はほかに、「揶う」や「嘲う」とも書けます。

今はちょっかいを出すようなニュアンスをもとう「揶揄う」の言葉ですが、昔は争うことを意味する言葉でした。

「からかう」の「から」は、「絡む」から来ています。

絡む＝争うことなので、「からかう」で争いごとを行うという意味となり、次第に相手を困らせるといった意味になりました。

あまりに度が過ぎると「揶揄う」ではなく怒らせることになるので、ほどほどにしたいですね。

まとめ

いかがでしたか？

「揶揄う」は「からかう」と読みます。

相手が嫌がっている様子があればそれは揶揄っているのではなく嫌がらせになってしまうので、くれぐれも加減には気をつけるようにしましょう。