婚活中のマッチングアプリユーザーに聞いた、男女の本音とは

コロナ禍で出会いの機会は激減。でもそれと反比例するように結婚願望が高まっている人も少なくないのでは。時代とともに変貌を遂げる出会いの方法について、婚活中の男女に総力取材しました！

マッチングアプリについて率直にユーザーに語ってもらいました

いいこともあればモヤモヤすることもあるアプリの出会い。アプリを駆使する男女に本音で話してもらいました！

アプリユーザー女子座談会

危ない人もいるけれどアプリならではの価値ある出会いも！

【左】Ｗさん（33歳・メーカー事務／独身） 【中央】Ｏさん（36歳・貿易関連勤務／独身） 【右】Ｙさん（35歳・秘書／アプリで出会った彼と結婚）

W：アプリは７年前くらいから。コロナ禍で最近また再開しました。
Y：私はペアーズで知り合って1年以内に結婚できました！ペアーズは周りでやっている人が一番多いし成功者も多いので。
O：私も初めてアプリで彼氏ができたのはペアーズ。でもある時、別のアプリで相手からホラーな動画が送られてきて。それがトラウマでやめちゃった…。
Y：私も何回かデートした人が全身にタトゥーが入っていることに途中で気づき…。間に知り合いがいないとわからないことは多いよね。
W：デートした人がいきなり、二軒隣の家に引っ越してきたことがありました…。でも、アプリで初めて会った人とちゃんと付き合えたのって素直にすごい。
O：会う前のメッセージのやりとりに1カ月くらい時間をかけたのがよかったかも。
Y：私もすごく真剣にやっていたので、メッセージから人となりをジャッジしてたな。今の旦那さんとは５回目くらいのデートで付き合うことに。アプリって他に目移りして気持ちが分散してしまう部分もあったから、やっぱり一人に絞るのが大事って思った。

アプリユーザー男子座談会

従来の出会いと変わらずプロフィールやメッセージのやりとりも大事

【左】Ｔさん（34歳・IT 関連勤務／アプリで出会った彼女と同棲中） 【中央】Ｓさん（33歳・保険会社勤務／独身） 【右】Ｈさん（37歳・コンサル会社勤務／独身）

S：僕は前はTinderを使っていたんですが遊び目的の人が多くて、今はペアーズだけに。
H：友人が東カレデートで結婚したのがきっかけで始めたんですけど、使いやすいし、めんどくさがりだからこれ一本。
T：いろいろ試してアプリで２００人くらい会ったけど、結局今の彼女とはDineで知り合いました。初デートで会計の時に「割り勘で！」って言われて。それから僕は本気になりましたね。
H：育ちがよさそう、素敵ですね。
T：だから、いいなと思ったら女子も一次会で割り勘の姿勢を見せると本命に格上げってあるかも。あと価値観が同じ人がよかったので僕は学歴や年収が近いかで選んでいました。お互いにフィルターをかけられるので、結婚相手を探す際にアプリはいいと思う。逆に「なんかいいかも」で付き合う人には向かないかな。それにアプリで「いいね」数が多い人って実際にモテてるんですよね。
H：でも女子で年収欄を入れている人って少なくない？「高学歴、高年収だとひかれるから記入しない」って女友達がいるけど、書いたほうがいいんだ？
T：そういう「宝」を見つけるのは至難の業だから写真で察知。でも証明写真みたいな人は外します（笑）。

イラスト／つぼゆり 取材／田村宜子 再構成／Bravoworks.Inc