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【スタイリストが解説】これからのシンプル服が「より良く変わる」テクニック

  • 2022.2.22
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GISELe(ジゼル)スタイリストが、気になる春からのトレンド傾向をプレゼンテーション。展示会やリース先で各ブランドの新作を一通り見た彼女たちが推す、これからリアルにとり入れたいオシャレのキーワードとは?


 LENGTH 


トップスもボトムも「短めが再燃」

1.2.そでをまくったり短丈のインナーと羽織りモノの組み合わせに注目しています。やさしい色はメリハリがつきにくく、ぼやっとしがちですが、適度な肌感やコンパクトな形で緊張感を与える新バランスに注目。(渡邉さん) 2.セットアップ=マニッシュなものが多い中、淑女なミニスカートとのツーピースがまた新鮮。(出口さん)


 BACK TO BASIC 


ベーシック服こそ「小技を利かせる」

1.2.ジャケットのそで口から長めにニットをのぞかせたり、中に着たシャツよりコンパクトなニットを重ねたり。微妙にズラした着方だけで、新鮮に見せているところにハッとさせられました。(岩田さん) 3.シャツとチノパンに、黒・グレー・ブラウンの小物を足し算。あれこれ飾っているのに、すべて定番色だからトゥーマッチにならず上品。(樋口さん)


 DENIM PANTS 


女らしさを引き寄せる「ルーズなデニム」

2.メンズのデニムを腰でキュッと絞って履くような、太いデニムに目がいきます。カラーパンプスが出回るこれから、こんなふうにデニムのすそから色をちら見せしたい。(樋口さん) 1.樋口さんと同じく、太めのデニムが新鮮。ずるっととしたデニムを合わせて、オーバーサイズの白ブラウスの甘さを払った、VALENTINOのバランス感が目にとまりました。(岩田さん)

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【STYLIST TEAM】
・渡邉恵子さん
実際の着用感まで想像の行き届いた提案に支持が集まる。選ばれるアイテムは実用性とスタイルアップの強みを兼ねるものばかり。

・樋口かほりさん
トレンドに流されないシンプルな服を基調としながら、新しさを感じさせるシルエット選びが得意。大人に適した甘さのさじ加減も絶妙。

・岩田槙子さん
女性らしさが引き立つ形とデザインの選定に定評あり。着まわし企画を担当することも多く、シーンレスな服選びにも長けている。

・出口奈津子さん
リラックスして着られる服が定番。力を抜きつつ、ラフにならず都会的に見えるディテールや素材の選択に、審美眼とこだわりが光る。

・塚田綾子さん
ベーシックな装いに、色や小物でさりげなくスパイスを加える絶妙なバランス感覚の持ち主。大人がとり入れやすいトレンドも熟知。

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