1. トップ
  2. 「諂う」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

「諂う」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.3.31
undefined

今回ご紹介する漢字は「諂う」。

言偏の「餡(あん)」と同じパーツで構成されています。

いったい何と読むのでしょうか?

「諂う」の読み方!

同じパーツで構成された「餡(あん)」は食べ物を表しますが、「諂う」は振る舞いを表します。

よくセットで使われる熟語と言えば「媚び(こび)」。

「媚び諂う(こび○○○う)」は、「ごまをする」という慣用句と同じ意味で使用されます。

もうお分かりでしょうか?

正解は「へつらう」でした!

「諂う」の意味は?

それでは「諂う(へつらう)」の意味を改めて、調べてみましょう!

相手に気に入られようとして、自尊心を抑えた言動をあえて取る。「上司にへつらって栄転した嫌な奴(ヤツ)」

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1414

 

ところで、「へつらう」は「諂う」の他、「諛う」と表記することもあるそうです。

しかし、「諛」という漢字は「諂」以上に馴染みが薄いかもしれません。

せっかくなので、国語辞典で意味を調べてみましょう!

人の機嫌を見ながら、それに合わせた言動をすること。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.44

 

ご機嫌とりや迎合する印象を与える表現に使う漢字のようです。

まとめ

いかがでしたか?

「諂う」は「へつらう」と読みます。

「臽(かん)」には落とし穴という意味があるそうです。諂いすぎには注意しましょう。