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「梃子」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.4.1
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今回ご紹介する漢字は「梃子」。

木偏に「延期」や「延長」でお馴染み「延」に似た「廷」を用いた漢字「梃」と「子」で構成されています。

いったい何と読むのでしょうか?

「梃子」の読み方!

さて、「梃子」は日常生活に役立つものです。それを踏まえて、「はしご(梯子)」と読んだ方は不正解。

「梃子」と同様に木偏の漢字と「子」で構成された日常生活に役立つものですが、違います!

「梃子」そのものよりも原理を応用したものが、幅広く使われています。

ちなみに「梃子の原理」を発見したのは、アルキメデスという人です。

もうお分かりでしょうか?

正解は「てこ」でした!

「梃子」の意味は?

それでは「梃子(てこ)」の意味を改めて、調べてみましょう!

①〔物理で〕支点の周囲で自由に回転出来る棒。レバー。②重い物の下に突っこんで、こじるようにして持ち上げたりするのに用いる棒。「ーでも動かぬ〔=どういう方法でも動かせない〕/集団の圧力をー〔=よりどころ〕にして協力を強制する」

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1061

 

小さな力を効率よく大きな力にする「梃子の原理」は理科の授業でお馴染みですよね。

日常生活でも「梃子の原理」は、ペンチや栓抜き、トングなど様々なものに応用されています。

余談ですが、「てこ」は「梃子」の他、「梃」と表記することもあるそうです。

まとめ

いかがでしたか?

「梃子」は「てこ」と読みます。

今回ご紹介したもの以外でも、身の回りで「梃子の原理」が応用されているものを探してみてはいかがでしょうか?