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「一端」は「いったん」以外になんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.3.27
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今回ご紹介する漢字は「一端」。

片端と同じ意味で「一端(いったん)」は用いられていますよね。

また同じく片端の意味で「一端(ひとはし)」と読むケースもあると思います。

他にも、一番先という意味で用いる「一端(いちはな)」と読むこともありますよね。

しかし、「一端」には「いったん」、「ひとはし」、「いちはな」以外の読み方もあるのです!

いったいなんと読むのでしょうか?

「一端」の読み方!

「いったん」、「ひとはし」は、両端の対義語である片端を意味する言葉ですが、今回ご紹介する読み方は片端の意味はありません。

しかし、両端は読み方をイメージするヒントになるかもしれません。

両端を全て揃った完全な状態と見立てると、一端は未完成と言えるかもしれません。

そんな未完成であり、未熟であることがキーワードになります。

もうお分かりでしょうか?

正解は「いっぱし」でした!

「一端」の意味は?

それでは「一端(いっぱし)」の意味を改めて、調べてみましょう!

〔資格・能力が十分ではないのに〕一人前にふるまう様子。「ー(の)おとなのつもりでいる/ーの板前を気取る」

出典:山田俊雄・石綿敏雄編、角川最新国語辞典、角川書店(1993年12月10日29版)p.92

 

過大評価に起因する態度が発端になるため、「生意気」、「偉そうに」などと自身の評価を下げる表現がついて回ることも多いようです。

まとめ

いかがでしたか?

「一端」は「いったん」や「ひとはし」とも読みますが、「いっぱし」とも読みます。

「一端の口を利く」と揶揄されないよう、一旦冷静になることの大切さとともに覚えてみるのはいかがでしょうか?