「刺」は「さす」「とげ」以外になんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は...？

今回ご紹介する漢字は「刺」。

「刺身」や「串刺し」など、メニュー表でもお馴染みの漢字です。

他にも「刺々しい（とげとげしい）」という使用も一般的でしょう。

一文字で「刺（とげ）」や草木のとげを表す「刺（いら）」と読むこともありますが、別の読み方をすることもあるのです。

いったいなんと読むのでしょうか？

「刺」は「刺身」「串刺し」の他、「馬刺し」「刺し箸」など、「刺す（さす）」ことを連想するケースが多い漢字ですよね。

実は、ご多分に漏れず「刺」も「刺す（さす）」ことを連想させる意味を持ちます。

それでは、正解発表です。

正解は「ばら」でした！

「刺（ばら）」とは、みなさんがよく知っている、あの綺麗な花を咲かせる「薔薇（ばら）」のことではないですよ。

とげのある木の総称。
出典：山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂（2020年11月20日第八版、青版）p.1275

「刺」の他、「荊棘」と表記することもあるそうです。

「薔薇」の場合はバラ科の落葉低木の総称なので、「刺（ばら）」よりも対象が狭められています。混同しないよう気をつけてくださいね！

いかがでしたか？

「刺」は「とげ」や「いら」とも読みますが、「ばら」とも読みます。

美しい花を咲かせるバラ科に限らず、「とげのある木の総称」とのことなので、ぜひ「薔薇」との違いと併せて覚えてくださいね。